2009.07.17

下新倉富士

 前回の続きです。バッバッバ、原付イージーライダー隊が行く。次は下新倉氷川八幡神社(和光市下新倉3-13-33)。長い名前だと思ったら氷川神社と八幡神社が合祀したとのこと。場所は車の多い笹目通りから1本分道を入ったところで畑も多い住宅街です。神社は道路に挟まれていて、富士塚(下新倉富士)は東側から境内に入ると立派な本殿の右奥に、反対側から入ると入口のすぐ左にあります。
 高さ約4mの盛土の富士塚です。明治初期に丸吉講の人々によって築造されたようです。富士獄神社の鳥居の横には丸吉講の登山記念の碑が4基ほどあります。登山道はあるようなないような。植込みの途切れたところを登ります。30秒で富士登山完了。山頂には浅間太神の大きな碑があるのみ。浅間(せんげん)は火山を意味する言葉です。山頂から眺めると神社の反対側の眺めがよく、隣接する道路と田園風景?が広がります。バンザイ(山頂で必ずやる)をやっていたら隣の家のベランダで洗濯ものを干していたオバサマと目が合ってしまった。鳥居目指して下山。10秒で下界に降り立つ。

Simoniikura

 鳥居の扁額の縁を見ると富士山がデザインされておりました。そういえば山頂の石碑にも富士山の線刻がありました。昔の人のデザイン感覚もなかなかのものです。

左:山頂の石碑の富士山。左側が欠けていました。
右:鳥居の扁額の富士山。この模様が縁をとり巻いています。
Fujimark

 それにしても夏の富士登山は藪蚊に食われて痒くて痒くて。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2009.07.13

白子富士

 嫁さんの足代わりとして大活躍のスズキのチョイノリ。ちょくちょく私も利用する。それならということで、同じスズキのレッツ4というバイクを購入。これで仲良く夫婦でツーリングだ! でも悲しきかな原付バイク。遠出は怖くてできない。んじゃってことで、歩きにゃ遠く、車じゃ近くて行きそびれていたお隣埼玉県和光市の富士塚巡りへいざ出陣。バッバッバッ、気分はっすかりイージー・ライダーじゃ。♪Born to be wild♪

 まずは白子富士。私の住んでいる板橋区成増とお隣の和光市の間には白子川が流れていて都県境になっている。この白子川が長い年月をかけて地面を侵食し、成増と和光の間に深い谷をつくりました。とさ。その白子川が川越街道と交差する付近の和光市側の崖の途中に熊野神社(埼玉県和光市白子2-15-50)があります。川越街道の宿場町として栄えた白子宿の氏神様です。その境内の右手に白子富士はあります。高さは10mを優に超す盛土型の大きな富士塚です。しかもお山全体がツツジで覆われています。ツツジの季節はきれいかも。途中には大きな松の木も。♪松の木ばかりがまつじゃない♪オツでんな。たいへん立派な富士塚は、明治3年(1870)に富士講の丸瀧講が築造したもの。 とさ。

 さあ登山開始。参道の右手に鳥居があり、そこから登山道が始まります。鳥居のすぐ先に線刻の対の石碑があり、よく見るとお猿さんが手あげて祈っている。手すりのついた登山道を登ると小さな鳥居と祠。そこを過ぎると裏側に回り階段状になる。その階段を駆けあがると汗をかく間もなく、富士嶽神社の奥宮の祠と壊れたベンチのある山頂だ。50近い富士塚を登っているがベンチのある山頂は初めて。山頂から見ると熊野神社の本殿が下に小さく見える。それほど高い山頂なのだが、周囲は急な斜面の木々と大きなマンション群で見通しはよくない。
 下山は登ってきた道と反対側につけられた道を下りる。こちらも手すりがついており、あっという間に熊野神社の境内に降り立った。

Shirakofuji

 境内の左手階段を上がった清龍寺不動院の横手には、開運洞窟めぐりというのがある。開運に引かれて入ってみる。開運、招運なんてのに弱い。溶岩をくり抜いて作った20mほどの洞窟内には2つの祠が祭られていて、外の蒸し暑さとちがいひんやりしている。それにしてもこの溶岩、丸瀧講の人たちが運んだものだろうか。先人の信仰に頭が下がる思い。他にも本堂横には乃木大将修行の滝というのもある。乃木大将は日露戦争の出陣前に不動院に1週間籠った。とさ。ま、それとは関係なく子供たちが楽しそうに水遊びしてました。軍人さんの修行より子供の水遊びの方が平和でいいやね。

 その後バッバッバッとツーリングした下新倉富士、浅久保富士については後の機会に。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2008.12.07

ダイヤモンド富士@成増

 12月6日は板橋区成増にある我家からのダイヤモンド富士の日だった。年に2回しかない現象だけに1週間前から天気予報が気になって気になって。当日は前日の雷雨がウソのような晴れ。でも雲が次々と湧き上がってきて富士山が見えない!冬のボーナスはカットだったし、今年はついてないか。モ~来年の丑年に賭けよう。ところがバッテン荒川。直前になると雲が切れて富士山のシルエットが見えだした。今回初めて前回の記事に書いたXacti HD800を使ってビデオ撮影してみました。

16時9分から約6分のダイヤモンド・ショー。10倍速で再生してあります。

◆ダイヤモンド富士とは日の入りは富士山の山頂に沈み、日の出は富士山の山頂から昇ることを言います。DAN杉本さん作のフリーソフトの3D地図ナビゲータ「カシミール」を利用すると、任意の場所でいつダイヤモンド富士が起こるか調べることができます。

| | Comments (4) | TrackBack (0)

2008.10.27

Rolling Sun(転がる太陽)

 先週の地図サークルの例会の時、次回例会の高尾山が話題になった。ミシュランの観光ガイドで三ツ星だったことで最近やたら外国の方が多いそうだ。都心の雑踏をのがれて1時間以内で豊富な自然の中に身をおける。ファミリー向けから健脚向けまでコースが何本もあり、しかもよく整備されている。我家も結構行っている。でも登山口からはいつもケーブルカーかリフト。こら、手抜きじゃないかって仰らないで。リフトを下りた後はいつも小仏峠か高信山まで歩きます。高信山山頂にある茶屋のナメコ汁と山菜天ぷらは三ツ星をあげたいくらい美味しい。ミシュラン三ツ星のレストランなんて行ったことないんですがね。きっとそれくらい美味しいんだろうと。またその三ツ星?ナメコ汁&山菜天ぷらをいただきながら見る富士山も絶景です。

 めおとで山登りを始めた頃、とーい吾郎じゃなくて....とーい昔、白馬の像がいななく陣場山で初日の出を見て、高尾山まで歩く元旦ハイクをやったことがある。元旦早々物好きはいないと思ったのだがハイカーの多かったこと。中に山道を革靴にスーツ姿で歩くオジサンがいて、三波伸介じゃないが、びっくりっしたなあ、もう! あのオジサンはいったい何だったんだろう。途中に数件ある茶屋への年始回りの信用金庫のオジサンだったのか? 今でも時折思い出す。

 例会で高尾山が話題にあがった時、高尾山からはダイヤモンド富士ならぬRolling Sunが見られるようだと、私からメンバーの方に話した。Rolling Sun(私の勝手な造語です)とは夕日が富士山の右斜面を転げるように落ちていくことです。全くのうろ覚えなのだが、どこかで聞いた(読んだ)ような気がする。ってことでそんなことがあるのか検証してみました。道具?は、地図好き・山好きには必須の3D地図ナビゲータ「カシミール」です。カシミールについてはここでは何度か紹介してます。作者のDAN杉本さんにはいつも感謝です。

 下図の視点はビジターセンターのやや南の琵琶滝分岐付近。時間は2008年12月4日の16時4分30秒から10分間の太陽の軌跡です。右斜面ピッタリといかないものの、なんとか転げ落ちるように見えません? sameは全くのホラ吹きでもなかったとメンバーの方には思ってもらえるでしょうか。

Rolling Sun(転がる太陽) 左は大室山。
Fuji_sun_2

| | Comments (2) | TrackBack (0)

2008.07.07

山開き

 7月1日は富士山の山開きだった。本家の富士山もそうだが、各地の富士塚でもこの日が山開きのところが多い。よくしたもので7月1日はまた勤務先の創立記念日でもある。お仕事は12時まで。半ドンである。毎年どこかの富士塚の山開きに行く。今年は何処へ?ダンナの行動パターンを把握している連れ合いに出掛けに聞かれる。くやしいので、「さあ?」なんてトボケてみたが行くところはすっかり決めてあるのだ。

 発表します!! 今年の山開きは、

   駒込富士と十条富士です。

 駒込富士は駒込の六義園の近くで、本郷通りと不忍通りの交差点から少し入った♪その名も~網走番外地~♪ならぬ富士神社の中にある。地下鉄南北線の本駒込駅からJR駒込駅方面へ少し歩く。この日は梅雨の晴れ間。暑い!少し歩いただけで汗びっしょり。デブは暑さに弱い。なんて言ってたら富士神社に到着。

境内の前から中まで露天がびっしり。
_yamabiraki1

 鳥居をくぐって、金魚すくい・亀すくい?・飴細工・お面売り・射的・わた飴などなどの露天にお坊ちゃま達が群がる参道を行くと、約7mの駒込富士。コンクリートの真っ直ぐな階段を上がった山頂はかなり広くて富士神社の本殿がある。登山道といい山頂といい他の富士塚とはかなりちがう。はい、ここでも我家の4つのお願い。夫婦円満、健康第一、家内安全、お金ザックザック!ついでに縁起物の神竜(ワラ細工のヘビ?1000円)を購入。これで今年のサマージャンボは大当たり! といきたいなあ。

 JR駒込駅へ向かうべく本郷通りに出ると容赦のない日差し。暑い!デブには堪える。気づいたら勝手に右手があがりタクシーを停めていた。「どちらまで?」「東十条駅」「お仕事ですか?」「..........」「今日はあの辺は祭りで大変混雑してますよ」「...........」 運転手さんが言ったとおりJR京浜東北線の東十条駅近くにある十条富士の近辺は大変な人だかり。

コンクリートのまっすぐな階段を上がった山頂。みなさん熱心にお参りしてます。
_yamabiraki2

 こちらも富士塚の横を通る東十条駅とJR埼京線の板橋駅を結ぶ数百mの道路は様々な露店が並び、老若男女の人込みでなかなか前に進めない。_yamabiraki3故郷鹿児島の夏祭り「六月灯」を思い出した。

 えっ?露店で何も買わなかったのかって。

    縁起物の神龍
       and
    キュウリの一本漬け

 大好きなんですキュウリの一本漬け。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2008.01.06

ダイヤモンド富士 in 成増 2008

 今日は9連休だった正月休み最後の日。明日から仕事。休み中だらだらし過ぎて社会復帰できるんだろうか。まあそんな不安もあるが、今日は実は我家からのダイヤモンド富士の日であった。_dia080106_2板橋区成増のここに引っ越してから4回目のダイヤ富士の日。初めて休みだった去年の1月のダイヤ富士は雨で見えず。あとの2回は連れ合いに撮影を頼んだのだった。年明け以来東京は好天続き。天気予報も今日は1日中晴天の予報。朝起きると物干し台に上がって富士山を確認。少し霞みがちながら富士山がきれいに見えている。これなら初めてこの眼で我家からのダイヤ富士を確認できそう。ワクワク。それに連れ合いにカメラの腕の違いをみせられる?しかし昼過ぎになると暖かくなって空気が澱んで、富士山どころから近くの山の稜線も見えない。ソワソワ。TVの映画など見ながら時間をつぶすがほとんど楽しめず。
 やっと4時過ぎになり物干し台に上がる。まだ太陽は高度が高く、富士山方向は眩しくて何も見えない。後から上がってきた連れ合いが「だんだんと山の形が見えてきて、あっという間に終わるよ」とアドバイス。ハイハイ。先輩の意見を素直に聞いてカメラを構える。やがて富士山のシルエットがぼんやり見えだした。その時東の空から飛行船が現れてパチリ。

ダイヤモンドショーの始まり。
_dia080106_3

今回は少しずれている?
_dia080106_4

あっという間にショータイムの終わり。
_dia080106_5

 今日は前回(12月6日)のダイヤモンド富士と違い周囲に雲がない。連れ合いの言うようにあっという間に終わってしまった。でも初めて我家からのダイヤモンド富士を拝めて今年は春から縁起がいいわい! アハ、ところでカメラの腕はあんまり関係ないようで。って言い訳に聞こえます?

2007年12月6日のダイヤモンド富士はこちら。
2007年1月6日のダイヤモンド富士はこちら。
2006年12月6日のダイヤモンド富士はこちら。

| | Comments (2) | TrackBack (0)

2007.12.08

ダイヤモンド富士 in 成増 2007

 6日(木)は板橋区の我家からのダイヤモンド富士の日だった。ダイヤモンド富士の定義はいろいろあろうだろうが、私の場合は日の入・日の出がきれいに富士山頂にかかることだと思っている。地図好きには大人気の3D地図ナビゲーター「カシミール3D」というフリーソフトを使うと、任意の地点で△月△日△時△分△秒にダイヤモンド富士になるかをビジュアルに知ることができる。そのカシミールで調べると今冬の我家のダイヤモンド富士は12月6日16時13分10秒と翌年1月6日16時27分50秒である。
 引越して初めての昨冬のダイヤモンド富士(こちらこちら)はパッとしなかった。晴れていても見えるとは限らない。こればかりはお天気次第。1週間前からお天気おネーさんに毎日頼んまっせ。そのかいあってか当日は朝から雲一つない快晴。富士山もくっきり。予報も1日晴れとのこと。天気は問題なさそう。もう一つの問題は連れ合いのカメラの腕。何も考えず、とにかくバシャバシャとシャッターを切ってと頼んで出勤。午後はずっと会議で窓から見える空模様が気になって仕方ない。やっと会議が終わり「どうだった?」とメールを送ると、「見えたけど、撮れたかどうかは不明!」との返信。そりゃないぜ。
 帰って確認するとバシャバシャとシャッターは切ったようだ。ヘタな鉄砲も数打ちゃ当たる。ピンボケも結構あるが、連れ合いなりに位置や角度を変えたりして工夫したようでいい感じのショットもあり。下がその結果です。

ダイヤモンド富士の始まり始まり。
Diafuji2007_1

ダイヤモンド富士完成。ピッタリ!適当に雲があって光もきれいです。
Diafuji2007_2

あっという間に終ってしまったとさ。
Diafuji2007_3

 休日の今日(8日)カシミール3Dで近所のダイヤモンド富士を調べると、都営三田線の終着駅の西高島平駅のホームから見えることが分かった。朝起きると天気は上々。でも昼過ぎから雲が広がり、結局富士山は見えなかった。望遠カメラを持ってホームをウロウロしていたら駅員さんに不審がられてしまった。トホホ。

| | Comments (2) | TrackBack (0)

2007.10.28

台風一過。冬化粧

 昨日は、季節外れの台風20号が接近した夕方から夜にかけ激しい風と雨になった。その台風が過ぎ去った今朝は台風一過の晴天で、予想通りの展望日和。先に起きた連れ合いが「富士山きれいに見えてるよ」と。普段なら布団の中でグズグズとしているのだが、富士山が見えるとあっちゃ寝てなんかいられない。ガバッと起きて、カメラを抱えて我家の富士見スポット(物干し台ですが)へ。南の大山から秩父の武甲山まできれいに見えている。先週の日曜日も同じような展望日和だったが今日はそれ以上。

雲ひとつない晴天。左の山は丹沢の蛭ヶ岳(クレーンの左)
Fuji480_1

1週間前は北側だけの積雪だったのにすっかり冬化粧。左手前の三角は大室山
Fuji480_2

寒い冬は嫌いだが、空気が澄む冬は好き。好きなのか嫌いなのかどっちなんでぇ。

| | Comments (2) | TrackBack (0)

2007.01.08

ダイヤモンド富士 in 成増3

 我家からのダイヤモンド富士だった6日は先の記事のように爆弾低気圧のため雨で見られず。雨男の本領発揮?翌日は爆弾低気圧が北海道沖に抜けて朝からいい天気。平地では雨だったのが、山間部では雪になったらしく丹沢や奥多摩の山々も雪景色。周りは晴れているものの富士山には雲がまとわりついていて珍しい雲富士になっていた。天気予報でもこれからいい天気が続くらしい。楽しみにしていると、まあこんなもんだよ。人間万事塞翁が丙午。これって青島だあ~。

翌日7日のダイヤモンド富士。1日でこれだけズレる。
_diafuji0107_07
*上の黒い線は電線です。

| | Comments (2) | TrackBack (0)

2007.01.06

ダイヤモンド富士 in 成増2

 今日は我家からのダイヤモンド富士の日だった。前回(12月6日)はウィークデイで連合いに撮影を頼んだのだった。今日は土曜日、ずっと楽しみにしていた。週間予報では土曜日の天気もまあまあ。デジタル1眼レフカメラのレンズを磨き、バッテリーも充電バッチリ。準備万端。でも数日前の天気予報から土曜日は曇りに変わった。ついに昨日の予報では低気圧が発達して激しい雨になるという。おいおい。でも夕方には雨も上がるらしい。かすかな期待。
 朝遅く起きると雨が降っている。連れ合いには「ヨッ、雨男!」なんて言われる。なんてことを。でも夕方には上がることを期待して待機。しかし昼を過ぎても雨脚は強くなるばかり。♪神様お願いだ~♪ショーケンばりにまた跪いた。そしてその結果がこれ↓
Diafuji1
な~んてね。
結局ダイヤモンド富士の時間までには雨は上がらず。皮肉なことにその1時間後に雨は上がった。肝心な時には外れる天気予報がこんな時に限ってバッチリ。バカヤロー。
上記の画像はくやしいので、3D地図ナビゲータのカシミール3Dでシュミレートした1月6日16時27分30秒の我家からの富士山。こんな景色が見られるはずだった。

これがダイヤ富士の時間の我家からの富士山方面。雨、あめ、アメ。
Diafuji2

明日はきっときれいな夕焼けなんだろうな。世の中そんなもんだ。フン。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2006.12.07

ダイヤモンド富士 in 成増

 昨日は成増の我家からの「ダイヤモンド富士」の日だった。珍しく早起きした。理由がある。
 夏に引越した当日に我家から富士山が見えることを知ってからずっと楽しみにしていたのである。休みたいなあ。お腹が痛い、親戚に不幸がありまして....でも休むとバレバレか。東武東上線停電で1日不通。なんてこと起きないよな。そんなお悩み中のダンナに向かって「休んだら?」なんて簡単に連れ合いは言う。よし、オレも男だ、きっぱり決めた! 休まない、キミに頼もう。てな会話があって、早起きしたのである。
 6時過ぎ、一眼レフデジカメに300mmの望遠レンズをつけ、二人で我家の富士見展望台、まあ物干し台ですが....に上がる。晴天。富士山もくっきり。神様は正直者に報いてくださる。ハイ、その箱の上に立ってね。ハイ、脇を占めてね。ハイ、ピントが手前の電柱にならないよーにね。と連れ合いを特訓。いつもはあまり言うことを聞かないのだが、ダンナの一大事と知ってか今朝は従順である。いつもそーならいいのに。
 いつもより少し遅れて出勤。会社では外の天気が気になる。昼休み外に出てみると薄い雲が出始めている。気がかり。案の定3時半頃に連れ合いより「富士山が見えない」と携帯メール。ガーーン。思わず♪神様~、お願いだ~♪ショーケンばりに膝まづいた。ダイヤモンド富士の最中はちょうど会議中。終って「どーだった?」とメールすると、「さあ」と返ってきた。ん?何だ?よく分からん!帰って確認したのが下の写真。

朝の富士山。特訓の成果?まあまあの出来。
Narimasu_fuji1

さあ始まり始まり。でも富士山が見えん。しかも手前にピントが.....
Narimasu_fuji1_1

おーっ、ピッタリ。
Narimasu_fuji2

終ってしまった。
Narimasu_fuji3

連れ合いに感想を聞くと、「あっと言う間だった。慌てた。」
次の我家からのダイヤモンド富士は来年の、と言っても来月1月6日の16時27分頃。土曜日なので少しはマシな写真を掲載できるのではと思う。今から楽しみだー。

| | Comments (2) | TrackBack (0)

2006.11.08

朝焼けの富士山

 強風をもたらした低気圧が去って昨日の夜はきれいに晴れあがった。会社帰りに見あげたお月さんも煌々と輝いて見えた。♪月がとっても青いから~とー回りして帰ろ~♪なんてことはしなかった。案の定、天気予報では朝は今年一番の冷え込みになるという。こんな時は期待できる。何が?って。あれですよ、あれ。連れ合いに明日は6時に起こしてねと頼んで寝る。
 翌朝、起こされもしないのに6時前に眼が覚めた。普段はこんなことはない。いつまでも布団の中でグズグズしているのである。でも今日はあれですから、あれ。早速眠い目をこすりながら物干し台に上ると、やっぱり期待どおり。先月の7日以来のご対面である。前回は初雪の直後で頂上付近に少し雪がある程度だったが、今朝の富士山は下まで白いドレスをお召しになっている。さらにそのドレスに朝日があたってキラキラ輝いている。カメラを取ってきて再度上ると、ちょうど朝日が顔を出すところだった。ヘイに登ったりして夢中になってシャッターを押す。あっ、どーも。パジャマ姿で望遠レンズのカメラ持ってますが、決してアヤシイ者ではありません。ペコリ。散歩中のオバサンがあやしそーに見上げながら通り過ぎた。

6時過ぎ富士塚「上赤塚富士」のある氷川神社の杜から朝日が出てきた。
Narifuji480_2

反対側の朝日に染まる富士山。
Narifuji480_1

 今朝は初めて北側の展望が良かったのだが、期待していた男体山など日光の山々は建物や樹々に遮られて見えなさそう。残念。しかし本格的な展望の季節到来を思わせる今朝の富士山だった。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2006.08.22

歩いて行ける富士山

 うっかりしていて気づかなかったが、いつの間にかアクセス数が2万件を超えていた。2004年11月から始めて記事の数も116件になった。これからもよろしくお願いします。

 永年住み慣れたJR蕨駅の近くから、東武東上線成増駅の近郊に引越しした。引越し荷物の整理は連れ合いに任せ、まずやるべきことは板橋区の富士塚の検索である。このブログで何回か書いているが富士塚とは、江戸・明治の頃に富士山大好きの富士講の信者達が造った人工のミニ富士山である。東京を中心に関東近郊に300以上あると言われている。立派なものは高さが10mを超えるものもあり、山腹に本物と同様に風穴を持つものもある。以前住んでいた埼玉県川口市の木曽呂富士は国の有形民族文化財に指定されていた。さて板橋区の富士塚である。ネットで検索すると4つある。しかも1つは引越し先のすぐ近所。何はともあれ、行かねばなるまい。荷物の整理に忙しい連れ合いを「疲れたねー」とだまして?一緒にお散歩である。歩くこと5分。赤塚4丁目の氷川神社の長い参道の横にありました。♪その~名も網走番外地~♪じゃなくて上赤塚富士。1876年築造。高さ約3m。都内の富士塚は富士山から運んだ溶岩を固めたものが多いのであるが、ここも何個かの溶岩が配置してある。浅間神社の鳥居をくぐり、登山道を登る。1分もかからず山頂に到達。いつものように山頂でバンザイ。犬を連れた夕方の散歩のおばさんが気味悪そうに急ぎ足で通り過ぎて行った。

上赤塚富士。これで散歩がてらいつでも富士登山ができる?
18fuji1

 引越しの当日はもの凄い夕立があった。落雷でJR山手線や京浜東北線も一時ストップしたらしい。家が壊れんじゃないかと小心もののこちらが心配する程の大きな音を立ててエアコン用の穴を開けていた工事のおじさんが、開けたばかりの穴を覗きこんで「おっ、きれいな夕焼けですよ」と言う。ピンときた!この家には物干し台がある。物干し台に駆け上がり、真っ赤に染まった西の空を見る。おおーっ。富士山が見える!この8月の時期に、しかも引越しの日に。奇跡である。神のお導き?信じるものは救われる。カメラ、カメラ。階段をコケた。これから展望のよくなる冬が待ち遠しい。きっと富士見日記をつけるんだろうなあ。

我家からの富士山。隣の家が邪魔?
18fuji2
なお、3D地図ナビゲーター・カシミール3Dによると我家からのダイヤモンド富士は12月6日16時13分と翌年1月6日16時27分頃である。今から楽しみ。
*ダイヤモンド富士とは富士山の山頂に日の出・日の入りの太陽がかかること。

 富士山続きでもうひとつ。引越し後、駆け足で鹿児島に帰ってきた。当然、行きも帰りも窓際を予約。しかも帰りは夕焼けに染まる富士山を狙って、夕方の便を予約した。ところが一人の客が遅刻して出発がかなり遅れてしまった。やきもきしていたのであるが、案の定富士山が見え始めた時はかなり暗くなっていた。バカヤロー!時間厳守。夏の日もツルベ落としなのだ。

相模湾上空からの富士山。機内の明かりが写ってしまったがこれがベストショット。
18fuji3

| | Comments (3) | TrackBack (0)

2005.11.09

ダイヤモンド富士 in 水道橋2

 このブログもおかげさまで1周年を迎えた。とりとめのないことを書いてきたが、1年で約1万4千件のアクセスがあった。感謝である。今後も私の「お楽しみ」を書いていこうと思う。お付き合いのほどよろしくお願いします。

 さて昨日(8日)は、私が仕事でおじゃましている水道橋のS不動産ビルからのダイヤモンド富士の日だった。そういえば1年前の最初の記事もダイヤモンド富士の記事である。ダイヤモンド富士とは日の入りや日の出が富士山にかかることを言う。狭義には夕日が富士山頂に沈むことを言うようである。フリーソフトの3D地図ナビゲーター「カシミール3D」を使うと、ダイヤモンド富士が何時何処で起きるかを知ることができる。昨日も4時26分からS不動産ビルでダイヤモンド富士が始まることを事前に調べていた。1日中晴れるとのことで朝から楽しみにしていたのである。しかし昼過ぎにちょっとしたトラブルがあり、その対処をしていて気づいたら既に4時20分過ぎ。慌ててデジカメを取り出し、富士山が見えるエレベーターホールへ。あぁ、既に始まっている。電源が入るのがもどかしい。ズーム、ズーム。夢中でシャッターを切ったが、夕日が沈むまで4枚しか撮れなかった。年に2回しかない折角の機会で、しかも絶好の気象条件だったのに。

最初の1枚。相変わらずお邪魔な法政大学ビル。その後ろ右横に代々木のドコモビル。
diaFuji1

アッと言う間に沈んでしまった。
diaFuji2

翌日9日のダイヤモンド富士。1日で山頂から外れている。
diaFuji4


| | Comments (0) | TrackBack (0)

2005.10.14

富士山 in 庄和町

 埼玉県の庄和町(10月1日に春日部市と合併)で偶然富士塚を見つけた。庄和町に住む友人に聞くと町内には他にもあると言う。ネットで調べると庄和町に12ヶ所。お隣の春日部市に18ヶ所。合せて30ヶ所である。この富士塚の数は市町村としては最大とのこと。この辺り富士講が盛んだったようだ。「クレヨンしんちゃん」だけじゃない、誇っていいぞ春日部市。
 ということで?早速庄和町で現地調査。というより江戸川の土手へお弁当食べに行ったついでに何ヶ所か見てきたのだが。そのなかでも最大のものが宝珠花(ほうしゅばな)神社の富士塚である。溶岩を積上げて高さ約9m。今まで見たなかでも大きな部類である。道標のある九十九折(3回ほどであるが)の登山道を登ると山頂には立派な浅間碑。眼下には刈入れの終わった田圃が広がる。なかなか絶景である。ただちょっと手入れがねえ。郷土の「文化財」なんだけどなあ。残念。周囲に高い建物がないから本家の富士山も見えるかも。またさすが大凧揚げで有名な庄和町、すぐ横の江戸川の河原ではいろんな凧が秋空に泳いでいた。その中の一人のご老人は「凧揚げは子供の遊びって思ってるだろうけど、奥が深いんだ。航空力学と気象学の知識が必要」と話していた。はあ?

  <宝珠花神社の富士塚と悠々と大空を泳ぐ凧たち>
hosyubana

 ところで現地に行く前に庄和町周辺の地図を眺めていたら2つのことに気がついた。ひとつは江戸川を挟んで同じ地名が散見されることである。これは江戸初期に徳川家康が東京湾に流れていた利根川を現在のように千葉県の銚子市へ流れるよう大規模な改修工事を行った。これに伴い、洪水防止と水運のため現在の埼玉と千葉の県境を開削して新しい川をつくった。今の江戸川である。こうして江戸川が通った村々が2分されて、現在でもその地名が残っているということである。以前書いた見沼代用水の工事といい、江戸時代の土木工事も恐るべしである。

<赤丸の付いた場所が現在も残る2分された村々の地名。下流にもまだあるらしい>
hosyubana2

 もうひとつは「香取神社」と名の付く神社がやたら多いことである。調べると「香取神社」は利根川流域に分布し、全国的に有名な「氷川神社」は荒川流域に多く分布、さらにその中間の元荒川周辺に「久伊豆神社」が分布することが分かった。これは中世の開拓の歴史が関係していてなかなか面白そうであるが、長くなるのでいずれ書いてみようと思う。


| | Comments (2) | TrackBack (0)

2005.09.03

最遠の富士山

 最近はご無沙汰しているが、数年前までは4月から11月にかけて週末はよく山歩きに出かけていた。景色や花など山歩きの楽しみはいろいろあるが、あえぎながら登った山頂から富士山が見えていたりすると、何だか得したような気になった。疲れも吹き飛んだ。それだけで疲れも忘れるのだから「リポビタンD」なぞ要らぬ。相変わらず安上がりにできているのだ。
 赤や黄に染まった紅葉の八ヶ岳の県界尾根の向こうに見えた富士。北岳の頂上から見た雲海に浮かぶ富士。北アルプスの燕岳(つばくろだけ)から見た朝焼けを背にした富士のシルエット。思い出の富士山はたくさんある。
 さて富士山が見える最も遠い場所は何処だろうか。地図好きには有名な「山の展望と地図のフォーラム」のサイトによると和歌山県の妙法山という所らしい。和歌山県ですよ、和歌山県。関東甲信越じゃないんです。関西圏です。しかも私は和歌山県に行ったことがないのに今気づいた。まあそれはいいとして、この証拠写真を撮った方は何年もかけてこの写真を撮ったとのこと。その距離322.9kmだから執念とさらに幸運がなければ撮れないだろう。なお、その妙法山がある那智勝浦町の公式サイトには「富士が見える最遠の地」というページもある。また北側の富士山が見える最遠の地は福島県岩代町の日山という所。その距離299Km。こちらの証拠写真を撮った方も長年挑戦してのことだったらしい。こちらも岩代町の公式サイトに写真がある。どちらも町興しということか。何だか涙ぐましい。

 私の見た富士山の最遠の地は何処だったんだろう。調べて見た。先に書いた思い出の富士の中で一番遠いのは燕岳で距離は約147km。それよりも遠いトコ、遠いトコっと。昔の写真を引っ張り出して調べてみた。あった。ありましたよ。たぶん燕岳より遠いはず。経緯度から2点間の距離を算出するソフトで調べると約174km。場所は尾瀬の群馬県側の入口として有名な鳩待峠から日本百名山のひとつ至仏山(しぶつさん)への登山道の途中。1997年8月初旬、まだ日も昇らないうちから歩き始め、最初のピークの南側を巻く展望の開けた場所に差しかかると突然富士山が目に飛び込んできた。夏のこととて相当霞んではいたが紛れもない富士山である。思ってもいなかったのでとてもうれしかったのを覚えている。

下がその証拠写真。
sibutu2fuji
こちらはいつもの3D地図ナビゲータ「カシミール3D」による確認画像。
sibutu2fuji2
左側手前のごつごつした稜線は赤城山に続く稜線。右側のなだらかな稜線は武尊山(ほたかやま)に続く稜線。両山とも日本百名山である。富士山の左の裾のちょこんととんがった山は奥多摩の飛竜山。以前に書いた「富士見温泉」から見える富士山の構図と少し似ている。

 ああ久しぶりに山歩きがしたくなった。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2005.07.27

台風一過の富士山

 前夜台風7号が関東をかすめて過ぎ去った台風一過の27日の朝、埼玉の我家は雲は多いものの空気が透きとおって感じられた。朝のNHKニュースの各地からの中継もすっきりしている。もしやと思いデジカメを持って出かけた。この時、CanonのEOSS Kiss Digitalにしようかと思ったが、通勤にはデカクて重いので、Sanyoの動画デジカメXacti DMX-C4にした。これなら光学5.8倍ズームだし。でもこれが失敗の元。

 電車に乗る頃には雲も大分とれ、すっきりとした青空が広がっていた。期待が広がる。富士山を見るため、いつもの電車ではなく、比較的空いている前駅始発の電車に乗る。まず最初の富士見ポイントのJR京浜東北線が荒川を渡る鉄橋の上。前回富士山がきれいに見えた5月16日と違い、となりを走る高崎線のジャマもない。すっかり雪が溶けた富士山、所謂「ガングロ富士」がきれいに見えている。もーこれだけでシアワセ。安上がりなヤツである。奥多摩から秩父の山々まできれいに見える。しかも、冬の展望時期でも見えることが稀な日本百名山のひとつ奥秩父の両神山のゴツゴツした山容まではっきり見えている。さすがに浅間山は雲の中だったが、夏のこの時期にこの大展望。もー超シアワセ。ほんと安上がり。しかも珍しいことに途中の田端駅から座れた。もーゼッコーチョー。
 keitai_fuji
 仕事でお邪魔している水道橋のS不動産ビルに9時前に着いた時も、多少雲がかかり始めたものの富士山は見えていた。日光の男体山もうっすらと見えている。夏のこの時期直ぐに見えなくなるので、あわててデジカメを取り出し撮影。 ン? ン? なんだ? ガーン!電池切れではないか!オイオイ。よりによってこんな大事な時に。ガックリ。専用充電池のデジカメはこーいう時に不便。単三駆動ならコンビに走るのに。もー奈落の底に落ちた感じ。マッタク!
 おや待てよ。携帯があるじゃないか?めったに使ったことがないがauのtalbyはカメラ付き。で、撮ったのが右上の写真。やっぱりなあ。33万画素だもんなあ。富士山が見えてるよーな、見えてないよーな。今日はツイテル日?ツイテナイ日?はたしてどっちだったんだろう?

 でも夜、神宮球場へカープVSスワローズ戦を見に行った。我がカープはガトームソンなんてサトームセンのニセモノみたいなピッチャーに7回まで1安打に抑えられていた。点の取られ方もエラー絡みでもー最悪。しかし、BUT、9回セリーグのホームラン王・新井の起死回生の3ラン逆転ホームランが飛び出し、カープの奇跡の逆転勝ち!終わり良ければ全て良し。今日はサイコーの日だった。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2005.07.24

富士見温泉

 先日(17日)ニッコウキスゲが満開の野反湖へのドライブの帰りに群馬県富士見村の「富士見温泉見晴らしの湯ふれあい館」という村営の日帰り温泉施設に寄ってきた。この温泉は先月道の駅「ぐりーんふらわー牧場・大胡」へ行った時に偶然見つけた。その時は直前にお隣の北橘村村営の日帰り温泉施設「ばんどうの湯」に浸かったばかりだったので通り過ぎた。場所(地図はここをクリック)は赤城山の南麓を東西に走る国道353線沿いにある。ジャグジー、サウナ、打たせ湯、一つ一つ区切られた洗い場など充実した施設だ。和洋別の食堂、カラオケステージのある大広間もある。覗くとオジサンが湯か?酒か?はたまた自分の歌に酔ったのか恍惚の表情を浮かべて熱唱していた。隣には大きな農産物直売場も併設してる。露天風呂自体はさほど広いわけではないが、前が庭園風に整備されており、椅子が何箇所か配置されてなかなか広く感じる。スッポンポンのままその椅子にすわり外を見ると、赤城山南麓の斜面の畑の向こうに前橋市?あたりの夜景がきれいに広がっていた。この景色が「見晴らしの湯」なのだろう。

 さて気になるのは「富士見」である。先に書いた利根川沿いの高台にあり、榛名の眺望が見事な「ばんどうの湯」で支配人さん?に「ここから富士山は見えますか?」と聞いたところ、「ここからは見えないが村内には見える所がある」と教えてもらった。お隣の富士見村も名前のとおり富士山が見えるのだろう。「見晴らしの湯」のお風呂の中で従業員の方にマタマタ「ここから富士山は見えますか?」と聞いたところ、「さあ、見たことない」とのツレナイお返事。全くキョーミなさそうだった。まあ普通はそんなもん。

 そこで3D地図ナビゲータ「カシミール3D」の登場。この「カシミール3D」を使うと日本全国の任意の場所から見える風景を簡単にしかも瞬時にシュミレーションできる。しかもフリーウェアである。作者のDAN杉本さんに感謝。早速、「富士見温泉見晴らしの湯ふれあい館」から富士山が見えるかシュミレーションしてみた。
 まずは100mmの望遠で撮影。
fujimi01
 富士山は見えるようだがはっきりしない。なお、富士山以外の山名を付けた山は奥多摩の2000m級の山で、左の雲取山は日本百名山のひとつで東京都の最高峰である。
 次に300mmの望遠で撮影。
fujimi02
 今度ははっきり見える。「富士見温泉」に偽りはなかった。ホッ。ただし、山頂が少し覗く所謂「チョイ見え富士」である。これだと冬のよっぽど条件の良い日(冷え込んで風が強く晴渡った日)しか見えないだろう。年に1回か2回あればいいかも。しかも肉眼では無理かもしれない。そーなればさらに見てみたくなる。でも埼玉の自宅からは遠いしなあ。うーん、悩ましい。今年の冬は天気予報に要注意。

(注)「カシミール3D」では見えるという判定であるが、このソフトの場合は人工物や植生が反映していない。したがって、手前に高い建物や樹木がある場合は見えないこともある。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2005.07.18

富士山スノードーム

 スノードームを探してフリーマーケットやバラエティショップを廻ったりしたがさっぱりだった。怪しげなものがいっぱいの東京タワーのみやげ物屋にもなかった。諦めかけていたのであるが、「かなさん」より富士山のスノードームの情報のコメントを頂いた。

 営業は土日と祭日のみとのことで早速ご紹介のお店へ行ってきた。SD_Fujisan01
住所は東京の北青山。若い人でにぎわう表参道のハナエモリビルのすぐ裏手にあった。たった2坪ほどの小さなお店。入口のドアを開けると直ぐにたくさんのスノードームが目に飛びこんでくる。世界の観光地や世界の童話シリーズなどなど。お目当ての富士山のスノードームは?
あった!プラスチック製で幅94mm×高さ74mm。値段は609円。雪を頂いた富士山の手前に赤い鳥居と神社?と松並木?5合目の小御岳神社のつもりか?なんだか怪しい雰囲気。でもそのアヤシサがとってもイイのであるが。

 富士山の他にも欲しいものがたくさんあったが、今回買ったのは下の世界の観光地?シリーズの4個。こちらもプラスチック製で富士山よりは少し小ぶりで幅70mm×高さ55mm。値段は1個399円。なおヒューストンについては、感じのいいお店番の中国系(違ったらゴメンなさい)の若い女性は宇宙かもと言っていた。

左から、ナイヤガラ、ニューヨーク、ヒューストン?、ロンドン。
SD_Fujisan02

SD_Fujisan03
 それと一緒に行った嫁さんが1cmほどの小さな球状のスノードーム?を見つけ、お店番の女性に聞くと「携帯のストラップ用です」とのこと。これも1個お買い上げ。これだけ買っても2400円ほど。安いものである。「他に日本の観光地のものはないの?」と聞くと、今はないがこれから入荷予定とのこと。楽しみである。

| | Comments (1) | TrackBack (0)

2005.07.01

下町の富士山

 7月1日は富士山の山開きである。本家はもちろん都内や近県にある富士塚でも山開きの所が多い。sakamoto0幸いなことに私の勤め先はこの日が会社創立記念日で半ドンなのだ。毎年どこかの富士登山に出かけているのだが、最近はJR山手線の鶯谷駅近くの小野照崎(おのてるさき)神社に行っている。ここは朝顔市で有名な「おそれ入谷の鬼子母神」も近く、下町のメッカである。なおこの太田蜀山人の狂歌は「びっくり下谷の広徳寺」と続く。さて小野照崎神社である。この神社の祭神は小野篁(おののたかむら)とのこと。でも有名なのは境内に「下谷坂本富士」と呼ばれる富士塚があることである。ここの富士塚は1828年築造で、富士山の溶岩を固めた高さ約5mのものである。保存状態も良く、国の重要有形民族文化財にも指定されている。6月30日と7月1日の両日が山開きで、一般の人にも開放される。

 会社の式典が終わると直ぐに鶯谷駅へ。駅に着いた時はそれまで降っていた雨もあがっていた。駅から神社までは10分ちょっとであるが、蒸し暑くてぐっしょり汗をかいてしまった。境内に入ると本殿の前に茅の輪(ちのわ)が置いてある。茅の輪とは、正月から6月までの半年間の穢れをおとす夏越しの大祓(おおはらえ)の行事である。この日他の神社でもよく見かける。茅の輪の上にある説明を読むと、左回り、右回り、また左回りに茅の輪を潜り、本殿にお参りする。こうすると心身ともに清らかになり、残りの半年間をつつが無く過せるそうだ。ここ半年忙しくてお疲れ気味だったから、リフレッシュ!・・・・できたかな。

入口には「お山開き」の提灯が。        この輪を潜ってリフレッシュ。
sakamoto1

 お目当ての富士塚は本殿の左手にある。普段は入口の柵が閉まっているのだが、昨日と今日の両日は開いていて、誰でも登ることができる。私が行った時はご近所の方やカメラを持った外人さん、そして子供達も歓声をあげて登っていた。私も雨上がりで足元の悪い登山道を駆け上がり、たった3分で登頂してしまった。頂上には他の富士塚によくある石祠などはなく、避雷針なのか鉄の棒が指してあるだけである。私の後からゆっくり登ってきた品のいいご婦人に「若い方は早いわね」と言われ赤面してしまった。確かにオバサマから見ればねえ。精一杯オバサマに愛想を振りまいて裏の下山道を1分で下った。
 降りて写真を撮っていると、白装束の富士講の信者の方が数名やって来た。神主さんからお祓いを受けた後、先達さんが渋いノドを聞かせながら登って行った。唄の意味は分からなかったが「六根清浄」という言葉は聞こえた。講の方々は高齢な方が多く、足元の悪い登山道をゆっくり登って行く。

見ていた私の方がハラハラしてしまった。   全員登頂。うれしそうです。
sakamoto2

 帰ろうと思って足元を見ると革靴が泥だらけ。あぁパンツの裾も。「スーツ着て富士山に登らないで!」と今年も嫁サンに怒られそうだ。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2005.05.16

久しぶりの富士山

 今日の朝は久しぶりに晴れ上がった。NHKニュースの千葉港からの中継では、遠くに白いものが写っている。天気予報では北よりの風が吹くという。「ん、これは」と期待を抱かせる。久しぶりの富士山である。先月の23日以来か。デジカメを持って家を出た。

 まずは通勤のJR京浜東北線の荒川を渡る鉄橋の上である。電車が鉄橋に差しかかり富士山が見えたと思った瞬間、隣を走る高崎線の電車がスーッ。あぁ、バカヤロー!「花に嵐、月に叢雲(むらくも)、富士に高崎線」所詮、サヨナラだけが人生さ。次は仕事場の水道橋S不動産ビルの12階。くっきり見えている。でもいつものように法政大学のビルがその美しいお姿を半分隠している。「花に嵐・・富士にホーセイ」である。

<S不動産ビルから。ホーセイよ。頭が、頭がタカ~イッ!>
fuji01
<こちらは姫と対照的にずっしりとした男性的な男体山。微かに見えた>
NANTAI02

 姫様のお姿をじっくり見たい。欲求不満である。ということで昼休みを待って、都心屈指の富士見絶好地の文京区役所へ急ぐ。でもその前に昼飯。腹が減ってはイクサはできないのだ。25階の無料展望室からは昼時を過ぎたのにまだ姫様がくっきり。新宿の高層ビル群をシモベに凛々しいお姿。姫を見ただけで幸せな気分になるのである。サケもいらなきゃ~、オンナもいらぬ~♪。ずいぶんと安上がりなのだ。でもここからの姫のお姿もいつまで。そのうち高いビルがニョキ、ニョキと。許さーんっ。

<文京区役所から。今年の雪形は珍しい?>
FUJI02
<目を凝らせば浅間山が見えるはず>
asama02


| | Comments (0) | TrackBack (0)

2005.02.28

不意の富士山

先週の土曜日(26日)に地図サークルのマップの会の月例会で、三ノ輪・南千住界隈を歩いてきました。senjyu
この辺りは都電が走るなど東京の下町風情が色濃く残る界隈です。歩いた場所は右の地図のとおりで、背面(うしろむき)地蔵の薬王寺を皮切りに、江戸五色不動のひとつ目黄不動の永久寺、吉原の遊女の遺体を捨てたという投込寺(浄閑寺)、彰義隊のお墓や上野寛永寺の黒門が移設された円通寺などなど最後の伊豆長八の鏝絵がある橋戸稲荷神社まで10ヶ所ほどを歩きました。

7番目に訪れた素盞雄神社でうれしい発見がありました。素盞雄神社って読めますか?ちなみに私は読めませんでしたが「すさのおじんじゃ」と読みます。ご賢察のとおりスサノオノ命さんがご神体の神社です。奥の細道の旅に出た芭蕉の矢立ての碑もあり、この界隈では氏子が一番多いそうです。その境内に神社の縁起となった「瑞光石(ずいこうせき)」と呼ばれる石を祀る約4mほどの小さな塚がありました。ご一緒したメンバーの方に指摘されて、慌ててその塚を観察すると富士塚である。入口には浅間神社の碑があり、頂上までの登山道もありました。ただ入口に棒が渡してあって登山禁止のよう。残念っ!社務所の方に「何という名の富士塚ですか」と訊ねると、「別に名前はありません。ただの富士塚です」とつれない返事。アレレ。まあ興味のない方にはそんなもんでしょう。帰ってネットで調べると「南千住富士」と呼ばれているらしい。
歩く所を事前に調べていけばいいものを、生来のナマケぐせでいつもリーダーの方に頼りぱっなし。したがって、いつも行き当たりばったりなのだが、今回はそのおかげ?で思いがけない「富士山」との出会いとなりました。

当日は風がめちゃくちゃ冷たい日で、この辺りにあった小塚原刑場で処刑された人の骨がでることから「こつ通り」と呼ばれる通りの蕎麦屋で食べた鍋焼きうどんのうまかったこと。鼻水をすすりながら食べました。でも暖かい日に行くと普通の鍋焼きうどんなんだろうな。ヤレヤレ。

<鳥居のすぐ後から登山道が右上の山頂に伸びています。浅間神社の石碑も>
senjufuji

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2005.02.06

ダイヤモンド富士 in 水道橋

先週は水道橋付近でダイヤモンド富士が見られました。ダイヤモンド富士とは日の出や日の入りが富士山にかかることをいいます。狭義には山頂にかかることをいうようです。
都内屈指の山岳展望のメッカ?文京区役所の25階の無料展望室からのダイヤ富士は2月1日でした。仕事の移動中に無理やり時間をつくり展望室に駆けつけました。100名以上のカメラマンが既に待機しており、皆さんの熱気で暑いほどでした。この日は晴れてはいるものの、富士山の周りには厚い雲がかかっていました。結局富士山は姿を見せず、みなさんのため息が聞こえました。
翌2日も晴れてはいるものの富士山には雲がかかっていて、この日も空振りです。翌3日は今仕事でおじゃましている水道橋の住友不動産ビルからダイヤ富士が見られる日でした。夕方まで真面目に仕事をし、直前に富士山が見えるエレベーターホールに待機しました。エレベーターに乗り降りする人に不審がられながら待つこと10分ほど、ダイヤモンド富士が始まりました。わずか2分ほどの素敵なショータイムです。。

手前は法政大学ビルです。このビルのために富士山の半分が隠れてしまいました。
Dia0203_1

残映が法政大学ビルの間から見えています。
Dia0203_3

翌4日のダイヤモンド富士です。
Dia0204_1


| | Comments (2) | TrackBack (0)

2005.01.31

最古の山と最高の山

寒風が吹いた日曜日(30日)、早稲田界隈を歩いてきました。(マップをクリック)waseda_map
始まりは早稲田通り沿いのラーメン屋「えぞ菊」で野菜大盛りの塩ラーメンです。久しぶりに来ましたが、相変わらず大繁盛のようで15分ほど待たされました。
腹ごしらえができたらすぐ近くの水稲荷を詣で、境内の裏にある富塚古墳を見学。この古墳の名前がこの辺りの土地の名前の由来とのこと。「冨塚」→「戸塚」ってことか?鳥居の前には太田道灌ゆかりの「駒留めの松」もありました。「七重八重花は咲けども山吹の・・・・・」の歌で有名な山吹の里の碑がある面影橋はすぐ近くです。この辺りは高台にあり、面影橋がある北側の神田川方向は斜面になっていてその斜面を利用して甘泉園という公園になっています。甘泉園の端に「最古の山」はあります。takadafuji
1779年築造の最古の富士塚「高田富士」です。この後、関東一円に富士講の信者達によって次々と富士塚が造られました。高田富士は築造当時は馬場下町の交差点近くの宝泉寺というところにありましたが、昭和30年代の終わりごろ早稲田大学の拡張のため、今の場所に移築されたようです。20年近く前に初めて来た時は登れて、山頂からは今は無い早稲田大学の安部球場が見えていました。しかし現在は登山口の浅間(せんげん)神社の祠の前に柵が置かれ中に入れませんでした。富士塚自体もかなり高い木が繁り、塚の形もはっきりしない状態です。あまり保存状態が良くないようでした。最古の富士塚だけに少し残念です。anahatiman
高田富士の前にある堀部安衛兵助太刀の碑の前から階段を下ると安部球場が名前の由来のグランド坂の坂上に出ます。ここから早稲田通りを馬場下町へ向けて歩きます。馬場下町の交差点の角にある穴八幡ではちょうど冬至祭の最中で、「一陽来復」のお守りを求める人でごったがえしていました。冬至から節分の日までにお守りを買い求め、冬至か大晦日か節分の夜中12時にお祭りすると、金回りがよくなるそうです。冬至を境に日が伸びることから、陽の気(幸運)が復活するということみたいです。hakoneyama
少し境内の露天をひやかし、早大文学部の前を通って戸山公園に入ります。この公園は旧尾張徳川家の下屋敷跡で、731部隊の基となった旧陸軍軍医学校があったことでも有名です。この公園の南側に「最高の山」はあります。
標高44.6mの箱根山です。この山頂が建物などの人工物を除くと山の手線内(23区内という噂も)で一番高い場所なのです。しかしこの山も自然の山ではなく、尾張徳川家が大きな池を持つ庭園を造った祭に、池を掘った土を盛り上げた築山です。hakoneyama2最高地点の山頂には44.6mの標石や展望盤があります。その展望盤には富士山や東京タワーが描かれていますが、戸山ハイツなどの周囲の建物の方が高く近くの新宿高層ビル群すら見えません。この場所が山の手線内最高地点とはとても実感できません。しかしとても親しまれているようで次々と人が登ってきていました。
箱根山を後にしてコリアンタウン大久保を抜け、新宿の歩行者天国をブラブラしてから帰路につきました。

| | Comments (2) | TrackBack (0)

2005.01.02

元旦の富士山

今年もよろしくお願いいたします。今年最初の記事は富士山の話題で。

元旦はJR東日本の格安割引チケット「正月パス」を利用して、新宿→(スーパーあずさ)→白馬→(スーパーあずさ)→松本→(特急しなの)→長野→(新幹線あさま)→大宮と回ってきました。その途中で3つの富士山に会いました。

出発までに時間があったので新宿駅近くの花園神社へ初詣に。最初の富士山はそこにありました。富士山といっても花園神社の富士山は富士塚と言われるもので、新宿富士と呼ばれています。富士塚とは江戸時代に流行した富士山を信仰の対象としている「富士講」の人々が造ったミニチュアの富士山のことです。関東一円にあり、都内だけでも60基ほどあるといわれています。本格的なものは十数メートルもあり、ちゃんと登山道も備えていて、中には胎内まであるものもあります。ただ花園神社の富士塚は1.5mほどしかない私が見た中でも一番小さな富士塚です。明治通りから入る参道の右側で芸能浅間(せんげん)神社内にあります。名前のとおり玉垣には芸能人の名前がずらりと並んでいます。富士塚の前には藤圭子の「圭子の夢は夜ひらく」の歌詞碑もあります。
gantan_fuji1

次の富士山は本物の富士山です。笹子トンネルを抜けた中央本線は甲府盆地に入り、富士山は進行方向の左側の車窓に見え始めます。この後、富士山はほとんど左側の後方に見えていますが、新府駅付近は進行方向の右側の車窓に見えます。御坂の山々を従えて新春にふさわしい凛とした富士山でした。
gantan_fuji2

最後の富士山はふるさと富士です。松本までは晴れていて甲斐駒ケ岳や八ヶ岳もきれいに見えていたのですが、松本から白馬までは雪も舞っていて、楽しみにしていた北アルプスは全く見えず。夕方また松本に戻ってきて、長野行きの列車に乗り換える跨線橋の窓の外を何気なく見ると、ピラミダルな山が見えている。常念岳である。もしやと思って右を見ると、信濃富士(有明富士)と呼ばれる有明山も見えている。はっきりしないが有明山の左奥は登山者に人気の燕岳(つばくろだけ)だろう。バッグに仕舞いこんだカメラを引っ張り出し、窓を開けて写真を撮る。隣のおばさんが迷惑そうな顔をしていた。ごめんなさい。最後に安曇野を代表する2つの山を見ることができて大満足の2005年の年明けでした。
gantan_fuji3

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2004.12.19

ダイヤモンド富士 in 川口

12月12日(日)から13日(月)にかけて自宅近くの川口市にあるショッピングモールのダイヤモンドシティ・キャラからダイヤモンド富士が見られる予定でした。ダイヤモンドと名のつく所からのダイヤモンド富士ですからほんとに楽しみにしていました。1週間前の日曜日は予行練習に夕方キャラの屋上駐車場に出かけて、きれいな富士山と夕日を撮ってきました。
dia01jpg

でも12日は朝から天気が悪く昼過ぎから小雨も振りだし、結局富士山は見えず。翌13日はきれいに晴れ上がり期待が持てました。午前中は仕事場から見える富士山にやきもき。「母がオレオレ詐欺にあった」なんて口実を作って帰ろうかな。でもこういう時に限って突然の会議。おいおい。しかも昼を過ぎたあたりから富士山にも雲がかかりだす。こうなれば早退するわけにもいかず、電話で渋る嫁サンを説得。その結果が下の写真です。かすかに富士山のシルエットが分かるような気が。
dia02jpg

帰宅して嫁サンに話を聞くと、着いた時は富士山は見えずうろうろしていたら、立派なカメラを持ったおじさんに話しかけられたとのこと。嫁サン「富士山はどっちですか?」と馬鹿なことを聞いたらしい。おじさん「今日はダメだね」と夕日が沈む前に帰ったらしいですが、やっぱり同好の士はいるんですね。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2004.11.15

ふるさと富士-開聞岳-

ふるさと富士は各地で「○○富士」と呼ばれている山々のことです。津軽富士(岩木山)、出羽富士(鳥海山)、諏訪富士(蓼科山)、出雲富士(大山)など全国各地に300座以上あるようです。
「おらが富士340座」(中島信典著、山と渓谷社、1993年8月、税込1631円 アマゾン等で購入可)などふるさと富士を扱った本も各種あります。
私の「ふるさと富士」は薩摩富士と呼ばれる開聞岳のことになります。開聞岳は薩摩半島の南東端に位置し、924mと千メートルに満たない山ですが、深田久弥の「日本百名山」にも入っている端正な山容を持つ山です。ちなみに千メートルに満たない山で「日本百名山」に入っている山は他には茨城の筑波山しかありません。開聞岳はその姿が富士山に似ているだけでなく、麓には開聞岳をご神体とする枚聞(ひらきき)神社があるなど信仰の山でもあります。
数あるふるさと富士の中でも私は開聞岳が最も富士山に似ていると思っています。富士山と同じく休火山であること、独立峰であることなどがありますが、最大の理由は等高線がきれいな円を描く完璧な円錐形の山であることです。このため登山道も山をグルリと一周するという珍しいコースになっています。見る位置によっては富士山に見えなくなる山が多い中で、開聞岳はどこから見ても富士山と同じ形をしています。東側の長崎鼻、西側の番所鼻公園、北側の千貫平自然公園などどこから見ても美しい山です。しかし私が一番好きな場所は枕崎市坊津町を結ぶ国道226号線にある耳取峠からの眺めです。段々畑と枕崎市街、右には東シナ海が広がりその奥に海上からすっと立ち上がる凛とした開聞岳が眺められます。天気のいい日はさらにその奥の日本本土最南端の大隈半島の佐多岬も見えます。

<耳取峠からの朝焼けの開聞岳>
kaimon01.jpg
kaimon03.jpg

耳取峠は昔この場所が刑場で、罪人の耳を削ぎ落としたと言われていることからこの恐ろしげな名前がついたと言われています。しかし名前とは正反対で実際は段々畑(昭和40年台までは春先は菜の花で黄色の絨毯となった)と東シナ海の明るい風景が広がる峠です。226号線を車で走って来てこの峠に差しかかると開聞岳と東シナ海に浮かぶ三島村の竹島、硫黄島、黒島の眺めに息をのみます。本当に運がよければ竹島と硫黄島の間に横たわる屋久島を見ることが出来るでしょう。

<耳取峠手前からの竹島(左)と硫黄島(右)、2島の間にかすかに屋久島>
kaimon02.jpg

(注)国土地理院は平成13年に開聞岳の標高をそれまでの922mから2m高くして924mとしました。従来の三角点があった場所より高い場所があるという登山者の指摘を基に再測量した結果のようです。

| | Comments (1) | TrackBack (0)

2004.11.09

ダイヤモンド富士 in 文京区役所

ダイヤモンド富士とは、日の出や日の入りの太陽が富士山にかかることをいいます。しかし一般的には夕日が富士山の山頂に沈むことを指すようようです。
今日はダイヤモンド富士が、都内屈指の大展望が得られる文京区役所25階の展望ラウンジから見られるとのことで、夕方会社を抜け出して出かけて見ました。ここの展望ラウンジは南側の一部が遮られるものの、新宿の高層ビル群越しの富士山と大山から筑波山までの大展望が得られます。条件さえ良ければ南アルプスの悪沢岳(確認済み)、苗場山、谷川岳(未確認)、男体山(確認済み)なども見ることができます。
さて今日のダイヤモンド富士は夕方の16時26分頃。何故事前に分かるかというと、DAN杉本さん作のフリーソフトで3D地図ナビゲータであるカシミール3Dでダイヤモンド富士の場所と時間をシュミレーションできるからなのです。この素晴らしいカシミール3Dについては後日ご紹介したいと思います。
展望ラウンジに着いたのは16時少し前でしたが、既に立派な機材を持ったカメラマンの方が30名ほど富士山にカメラを向けていました。慌てて私も端っこに場所を確保しました。2日前の日曜日にも予行練習の積もりで来たのですが、その時は数名のカメラマンしかいませんでしたので、やはり皆さんダイヤモンド富士が目当てなのでしょう。しかし今日の天気も晴れてはいるものの霞がかかっていて富士山はおろか東京近郊の山の姿さえ見えませんでした。でも時間が経つにつれ太陽が輪郭のはっきりとした真っ赤な円となってきて、少し期待を持たせます。この頃には一般の見物客も多くなり、歓声を上げていました。
16時25分頃から次第に太陽が山頂にかかりだし、山容は依然として見えないものの山頂をくっきり浮かびあがらせながら徐々に山頂に隠れていきました。すっかり太陽が見えなくなるまであっという間でしたが、この間カメラのシャッター音がバシャ、バシャと響いていました。私も夢中でシャッターを切りました。300mmの望遠レンズを持って行ったのですが、ファインダーの中から富士山の山頂がはっきり見えました。
<ダイヤモンド富士。右の2つの塔は東京都庁>
DiaFuji2.jpg

今日のダイヤモンド富士は富士山の山容が見えずに今ひとつでしたが、まあ日曜日よりはマシで山頂が見えただけでも良しとしましょう。来年の春に期待です。

| | Comments (0) | TrackBack (1)