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2012.06.26

八代ふるさと公園

 ガキの頃から高いとこが大好き!屋根、山のてっぺん、今でもスーパーの駐車場は屋上に停める。特に展望が広がる峠なんてタマラン。

 そんなワタシが気になってしようがなかったのが、ダイハツの第3のエコカーのCM。瑛太さん(ワタクシ的には篤姫の小松帯刀のひと)演じる若者が都会の生活を捨て田舎に移住。そこで出会った吹石一恵さん(ワタクシ的には江夏の21球に登場する近鉄の吹石選手の娘さん)との交際やボランティア活動を通じて成長していくというドラマ仕立てになっている。吹石さんのコワイ顔のお父さん役を渡辺哲さんが演じていて笑いをさそう。

 そのCMの「ドライブ編」で、瑛太さんが吹石さんを誘ってドライブに出かける。ドライブに誘うのにスポーツカーじゃなくてダイハツの軽のエコカーってのがミソかな。そして二人が行ったのがここ↓
Daihatsu0

 高台の駐車場の先には二人が住む街並みと街を囲む山々。なんだか懐かしくていいですよね。何処か?気になるでしょう?早速調べてみました。結果は笛吹市の八代ふるさと公園。この辺りは昔元気で山登りをしていた頃に御坂山地に登るためによく通っていたとこです。梅雨の晴れ間となった先週の土曜日に確かめに行ってきました。

 中央道を降り、一ノ宮の町を抜けてブドウ畑やナシ畑の斜面を登ると公園はありました。古墳も点在する割と大きな公園でした。駐車場が3、4ケ所あってウロウロ。どの駐車場もしっくりこない。駐車上の柵が違ったり、遠景が違ったり。一番似てると思ったのがここ↓ でも明らかに駐車場が違いますね。CMに似た駐車場は別のとこにあったので、CMは合成でしょうか? 写真と比較するとCMの方が広角気味ですね。
Daihatsu1

 御坂山地から伸びる斜面には一面のブドウ畑やナシ畑。その先には甲府盆地と盆地を囲む山々。CMの吹石さんの上に見えている三角形の山は”ニセ八ツ”と呼ばれる茅ヶ岳です。笹子トンネルを抜けて甲府盆地に入ると右手にピラミダルで立派な山が見えてくる。これを八ヶ岳と勘違いすることからニセヤツと呼ばれるそうです。日本百名山の深田久弥さん終焉の地としても有名な山です。右手の雲の下にはその日本百名山のひとつ金峰山も見えます。下のカシミール3Dの絵で分かるように天気が良ければ八ヶ岳も見えるようですねえ。そして写真には写っていませんが、左手には南アルプスの山々が見えるはず。はず?この日も霞んで見えませんでした。また今度空気の澄んだ日に来てみたい。
Daihatsu2

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2012.06.18

あの子は委員長

 ふ~、疲れますねえ。ちょいと忙しいし、ボーナスはご多分に漏れずカットだし、天気はモヤモヤ、政治はイライラ。これで広島カープが快進撃なら少しは気が晴れるのに、いつものシーズンと変らず。あんなに弱いのに主力に怪我人続出。マエケンや野村が可哀相。読売にいたら軽く20勝はいけますよ。

 出るは愚痴ばかり。ブログのネタもないんですねえ。ヨメサンと予定が合わず車中泊にも行ってないし。ネタがない時は花シリーズってのがよくあるパターンだったのですが、イラスト描いてる時間も気力もなし。そんじゃってことで、マンガの続きを。

 「旅人くん」(永島慎二)、「ジロのゆく道」(真崎守)ときて、今回は石井いさみの「あの子は委員長」です。でもこれってマンガじゃないんですよね。神保史郎(サインはVの作者)の読み物に、石井いさみが挿絵を入れたものです。昔、月刊誌になんかによくあったパターンです。

 転校生の牧村章太郎が引き起こす騒動を愉快に描いた中学生の学園ドラマです。♪ドンガードンガラガッタ、国松様のお通りだ~い♪ ちょいと、「ハリスの疾風」の石田国松に似てるかな。主人公の牧村が憧れるのがクラス委員長の斉藤由美子。「ジロのゆく道」のジロの同級生川辺サヨもそうだけど、いい娘なんです。賢くて、気立てが良くて、ちょっぴり大人びていて。ワタシも憧れてました。

朝日ソノラマ社 ソノラマ文庫
Iincyo

 ところで、「ジロのゆく道」でも「あの子は委員長」でも遠足に行けない子の話が出てきます。2つとも昭和40年代のマンガ、高度経済成長の真っ只中です。片や山村、片や都会(多分?)の話ですが、当時も悲惨な貧困の状況はあったのでしょうねえ。子供時代を鹿児島の田舎町で過ごしたワタシの周囲は、裕福な子なんていなくて、みんなビンボー人のこせがれでした。車なんて持っている家はなかったし、電話も珍しかった。結構家の手伝いもしてました。隣町の大きな夏祭りに行くのにお小遣い貰うんだけど、バス代が勿体なくて5,6キロ歩いて行ってましたよ。ビンボーが当り前だったもんなあ。それでも考えてみると、やはりビンボーな子はいたか。

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2012.06.11

ジロのゆく道

 前回の記事の旅人くんは1973年頃にガロに掲載されていました。高3の時のクラスの寄せ書きに旅人くんのイラストを描いてますので、リアルタイムで読んでいたことになります。当時、鹿児島の本屋でガロなんて売っていたかなあ? 近所に鹿児島では大手の春苑堂書店という本屋があって、ほとんどの本や雑誌をそこで買っていたはず。学燈なんてレア?な本も買ってましたよ。そうそう立ち読みは日生ビルの南国バスのターミナルにあった山下書店でしたね。おっと、ガロの話。どこで読んでいたんだろう? う~ん、思いあたるのは中州小学校の前にあった貸本屋さん。ガラスの引き戸をガラガラと開けると、痩せたおばあちゃんが一人で店番してました。都通り電停の前にあったその名も都湯というお風呂屋さんの帰りに必ず立ち寄ってマンガ本を借りてました。ここで借りたマンガ本で、大好きだった永島慎二、真崎守、石井いさみ、村野守美を知ったんでしょう。

 当時一番影響を受けたのが、真崎守の「ジロのゆく道」。雑誌連載時はこのタイトルでしたが、途中から「ジロがゆく」になったようです。営林署に勤める父親の転勤で山間の村に引越してきた中学生のジロ。その頑なで内向的な性格のため周りとぶつかります。悩みながら成長するジロの目を通して村の閉鎖性、大人社会の矛盾を突きます。
 それまでマンガといえば科学物や忍者、コメディ、あるいはスポ根みたいなもんだと思ってましたが、「ジロのゆく道」は等身大の中学生が描かれていて、いわゆるカルチャーショックを受けたわけです。ただジロは中学生にしては随分と悩み多きモノで、ちょいとウジウジし過ぎでしたが。

宙(おおぞら)出版 漢おとこ文庫シリーズ 「ジロがゆく」完全版

Jiro

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2012.06.05

旅人くん

 道端や線路わき、駐車場の片隅などにドクダミの花が咲いてます。名前に似合わず可憐な花です。ワタシ好きな花です。でも臭いはご勘弁。

 さて西早稲田にその名も「名古屋うどん」というお店があって、無性に食べたくなる時があります。今の時期なら、「ひやなご定」こと冷し名古屋うどん定食。寒い時期ならば「ぎょくみそ定」ことタマゴ入り味噌煮込みうどん定食がワタシの定番です。先日も無性に食べたくなって西早稲田にゴー!

 名古屋うどんの近所の古本屋さんのシャッターにあれ? ワタシの大好きな旅人くんが。こんなの昔からあったけ? 昔々、漫画家に憧れて漫画ばかり描いていた時期があります。その頃好きだったのが、手塚先生と和田誠さん(漫画家じゃないって)は別にして、「漫画家残酷物語」「フーテン」の永島慎二、「ジロのゆく道」「牙の紋章」の真崎守、「オサムとタエ(草笛シリーズ)」の村野守美、「あの子は委員長」の石井いさみ(普通は750ライダーだって)。「スパイダーマン」を描いていた池上遼一も好きでした。特に好きだったのが、永島慎二の旅人くん。ノートや教科書いろんな所にこの旅人くんを描いてました。

古本屋さんの「旅人くん」
Tabibito

「シリーズ青いカモメ SIDE① 馬鹿狩り」(主婦の友刊)収録の一編
Tabibitokun

 永島慎二の描く漫画は青臭くて、気障で、生硬で、今読み返すと赤面するようなことが多いんだけど、でもそれでも好きです。

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