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2011.08.22

書物と映画

 金曜日の午前中のひと雨で今までの暑さがウソのような涼しい週末になった。日曜日、世田谷文学館で開催中の和田誠展「書物と映画」を見てきました。和田誠さんは高校の頃からの憧れの人で、著書「お楽しみはこれからだ」は私のバイブルです。今回の企画展は、和田さん自身の著書や装丁を手がけた本、映画やお芝居のポスター、監督作品の絵コンテなどなど、和田誠さんのこれまでの書物や映画に関する仕事の集大成のような展示だった。特に関係の深い、丸谷才一・井上ひさし・谷川俊太郎・村上春樹さんのコーナーは見ごたえがあった。

 映画については映画評論を始め、自らが監督した「麻雀放浪記」「怪盗ルビー」「真夜中まで」「怖がる人々」の書き込みのある脚本やストリーマップ、絵コンテなど普段見ることができないものがたくさんあって感激。
 一番面白かったのは、「怖がる人々」の共同脚本家との手紙のやりとり。プロデューサーが脚本に口を出したがるが、絶対に拒否したいなど生々しい、いかにもな記述があって笑えた。

開催期間は2011年07月30日(土)~2011年09月25日(日) 10時~18時 月曜休館
入場料 大人700円
和田さんファン必見です。

Wada05

 今回もカタログや本など購入。その中で一番のお気に入りは講談社が戦前に子供向けに出した絵本「東京見物」と和田さんがほぼ同じ場所を描いた新「東京見物」がセットになった本。45枚の東京の名所の絵と案内が書いてある。和田さん自身も子供の頃、読んでいたそうだ。和田さんの目を通した現在の東京と戦前の東京の対比が面白い。

和田さんに関する今までの記事
2005-05-21 和田誠展
2007-10-15 和田誠トークショー
2009-03-08 表紙は歌う
2010-05-10 GWも終わったし.....

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Comments

今、連日(といっても二日間)朝日新聞にパイロット万年筆の一面広告で和田さんのあたたかい絵と時が楽しめますね。麻雀放浪記は素晴らしい映画だったと思います。いきなり白黒だから驚いた。・・・ブログ少しずつ再会してます。見に来てね。まだまだあついぞ。ご自愛ください。

Posted by: higuma55 | 2011.08.26 at 05:28 AM

「絵と字」のまちがい。すんません。モンローの水着を見てビヨルンアンドレセンだったか、「ベニスに死す」の男の子を思い出した。あれは世界で一番素晴らしい映画だった。

Posted by: higuma55 | 2011.08.26 at 05:31 AM

朝日新聞見逃してました。ありがと。ブログも見ました。水シャワー・アキはちょっとだけど心配停止は笑えました。期待しております。

「ベニスに死す」はいつ観たんだろう?高校時代は間違いないんだけど。淀川先生があまりに誉めすぎるんで、逆に引いてしまったような。

Posted by: same | 2011.08.28 at 10:59 PM

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