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2011.07.25

山岳展望図

 地図好きの方々のサークルに入れてもらって20年近くになる。地図はもちろん草花のこと、城郭のこと、絵のことなどいろいろなことを教えてもらった。アウトドアでの地形の確認や山座同定、室内での地図遊びなど月1回の例会が楽しみだった。今はいろいろな理由があり年に数回の集まりになってしまったけど........

 もともとこのサークルは、地図探検家山口裕一さんの「地図から風景を描く」という朝日カルチャーの受講者の方々が立ちあげたサークルだ。私もその受講者のひとり。今でこそ地図好きには有名なカシミールという山岳展望シュミレーションソフトがあるが、当時は地形図と定規だけで見たこともない風景を描けるという魔法のような方法だった。ただ透視図の原理を利用するこの方法で風景を描くにはいささか根気がいる。作業を軽減するための専用の道具もあるのだが、それでも地道な作業が必要だ。幼少の頃から集中力がない!と言われ続けた私は、さらに要領の悪さもあり、簡単なものしか描けなかった。

 そんな私の憧れがメンバーのSさんが描く展望図。例会の度にSさんが描いてこられる展望図を見るのが楽しみだった。行ったことのない場所なのにその展望図の正確なこと。また絵としても、人柄と同じでどこか懐かしく優しい風景画だった。Sさんは日本百名山も描いておられる。その全てが現地でスケッチしたものではなく、地形図の上で自由に視点を決めて、そこから見えるであろう風景を定規一本で作り上げた絵だ。何ヶ所かは同じ場所に行ったことがあるが、まさにSさんの描いた風景画と同じであった。

 今私はそのSさんの力作の山岳展望図を数枚預かっている。奥穂高岳、北岳、槍ヶ岳、甲斐駒ヶ岳の山頂からの360度の大パノラマ図だ。もちろん実際のスケッチではなく、それぞれの山頂を視点にして20万分の一、2万5千分の一などの地形図を使って定規一本で描いたもの。これをパソコンに読み込んで皆さんに見てもらいたくてお借りてしている。ところが1枚がタテヨコ、25cm×360cmの長~~い展望図。スキャナーで読み込むのも大変。何回か試しているが、長過ぎて斜めになったり、色が変わったり。何かいい方法はないかなあ。

下記のビデオは奥穂高岳からの360度の大パノラマ図の1部。ジャンダルムから前穂高岳までの約150度の展望図です。

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Comments

紹介していただいて有難うございます。
写真で見ると絵の欠点が目に付いて恥ずかしくなります。

Posted by: 澤田 | 2011.08.01 at 03:40 PM

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