« 富士山あれこれ | Main | モバイルGoogle earth »

2011.01.30

初三郎ちずぶらり

 大正の広重と呼ばれることもある吉田初三郎の鳥瞰図を14枚集めたiPhone/iPad用のアプリ「初三郎ちずぶらり」が発売されました。早速AppStoreから350円で購入。

 鳥瞰図とGoogle Mapの切替が可能で、鳥瞰図上のアイコンをタップすると該当地の当時の写真も表示されます。鳥瞰図ファンには堪りません。収納されている鳥瞰図は以下の14枚。

(01) 札幌、北海道 (1936)  札幌市鳥瞰圖
(02) 十和田湖、青森県 (1933)  十和田湖鳥瞰圖
(03) 日光、栃木県 (1919)  日光名所圖繪
(04) 善光寺、千壽閣、長野県 (1929)  善光寺から上林温泉千壽閣へ
(05) 萬松館、岐阜県 (1933)  岐阜名勝萬松館圖繪
(06) 名古屋、愛知県 (1933)  大名古屋名勝交通鳥瞰圖
(07) 伊勢神宮、三重県 (1930)  三重県 伊勢参宮御名所圖繪
(08) 比叡山、京都府 (1926)  比叡山名所遊覧交通鳥瞰圖繪
(09) 電気大博覧會會場、大阪府 (1926) 電気大博覧會會場全景圖繪
(10) 法隆寺、奈良県 (1921)  法隆寺名所圖繪
(11) 宮島、広島県 (1928) 宮島廣島名所交通圖繪
(12) 栗林公園、香川県 (1920) 高松栗林公園
(13) 面河渓、愛媛県 (1935)  天下ノ絶景面河渓
(14) 九州全図 (1927) 日本鳥瞰九州大圖繪

下は(14)の九州全図の1部で、霧島から南方向を見た鳥瞰図。霧島、桜島、開聞岳が並んでいます。でも初三郎の面目躍如は、沖縄(開聞岳の右奥)どころか台湾(右上)まで描いていること。

Bird_eye1

下は上の鳥瞰図の霧島方面のアップ。図の中央辺りには、高千穂峰の右に今話題の新燃岳も描かれています。韓国岳の山頂から高千穂、新燃岳を見たのはもう10年以上も前のこと。秀麗な高千穂の手前に丸みを帯びた山容に火口がポッカリ口を開けていたのを覚えてます。傍若無人な人間どもに山の神様が怒ったのでしょうか?オマエらいい気になるなよと。お怒りはごもっとも。でもそろそろお許しを。

Bird_eye2


前回記事の答えは、山梨県の雁ヶ腹摺山(がんがはらすりやま)です。牛奥ノ雁ヶ腹摺山、笹子雁ヶ腹摺山と近くに同じ名前を持つ山が2つもありますが、こちらは旧500円札の裏面にあった富士山のモデルになった写真の撮影地として有名な山です。

500yen_2

|

« 富士山あれこれ | Main | モバイルGoogle earth »

Comments

さめさんや、元気ですか?こっちは雪に埋もれてます。

沖縄、台湾!面白いね〜〜
これってポストモダニズムの分析のまんまだ!(と実は解らないくせに、受け売りで言っています。)

鉄道が走っているのにちょっと感激!

Posted by: 凛々 | 2011.02.06 at 02:32 AM

こっちは立春を過ぎ少し寒さがやわらぎましたよ。寒いのはいやだ。

吉田初三郎、いいでしょう。
ポストモダニズム? 装飾性や多様性ってことでしょう?反合理主義ってことではそうかもしれないけど、どっちかっていうと浮世絵に通じるデフォルメが特徴だよね。かなりデザイン的だし。

Posted by: same | 2011.02.06 at 10:51 PM

Post a comment



(Not displayed with comment.)




TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/62766/50722774

Listed below are links to weblogs that reference 初三郎ちずぶらり:

« 富士山あれこれ | Main | モバイルGoogle earth »