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2010.10.11

ポスターで山座同定

 秋ですね。3連休だというのになんだこれやで2日も休日出勤のはめに。まん中の日曜日に以前の記事で紹介した「和田誠の仕事展」のトークショーがなければ全部出勤したかも。そのトークショーの話は次回にして、今回は山座同定のお話。
 山座同定(さんざどうてい)とは、wikipediaによれば、展望できる山の名称を地図(地形図)や方位磁針などの使用によって明らかとすることとあります。簡単に言えば山の名前を当てっこすることです。私がお世話になっている地図サークルのメンバーにはこの山座同定の達人がたくさんおられます。その影響でワタクシめも山座同定が趣味になってしまいました。
 そんで今回同定する山は下の写真の山。長野県とJRが展開する信州デスティネーションキャンペーンというイベントに使用されているポスターです。「未知を歩こう。信州」をテーマにいろんなポスターがJRの駅で見られますが、その中の1枚。実は山好きの方なら、そのピラミダルな山容から山の名前は割りと簡単に推察できます。松本市民のココロの山、常念岳ですね。鹿児島市民の桜島みたいな山です。で今回は山の名前は簡単なので撮影場所を探ってみましょう。

Sinsyu1

Sinsyu2

Sinsyu3

 いつもの3D地図ナビゲーター「カシミール」(ダウンロードはこちら)で調査開始! 2枚目の写真で、常念岳より手前の前常念岳が左に見えるので、撮影位置は松本市より北側と推察。安曇野と言えば大王わさび園!てことで最初は大王わさび園を視点にした。おー、一発で常念岳はばっちり。でも左側の蝶ヶ岳の稜線が見え過ぎてますね。

Jonen3_50

 さらに問題は手前の水路。どう見ても自然な河川じゃありませんねえ。ネットで調べてみると、近くに拾ヶ堰(じゅっかせき?)用水というのがあり、ネットの写真を見るとポスターの写真と似ている。用水が常念岳に向かって直線になっている大糸線の近くの場所を視点に。上の視点よりかなり南側になります。
 蝶ヶ岳の稜線と手前の山の稜線はいい感じになりました。水路もいい感じ。しかし肝心の常念岳と前常念岳が重なってしまいました。ということは前景の水路と中景の手前の山と遠景の常念岳・蝶ヶ岳の合成かもしれませんねえ。こんど現地に行って確かめてこなくては。

Jonen2_50


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