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2009.05.03

手塚治虫展

 待ちに待ったゴールデンウィークだ。連日天気もいいぞ。ソーレ、ソレソレ、海に山に街に繰り出せ。高速が60キロ以上の渋滞。疲れましたとドライバー。ザーマミロなんて意地悪な愚痴が出るくらい行楽客を横目にわたしゃ連日出勤の毎日です。電車は電車で慣れないファミリーがいっぱいでお邪魔。ガキどもよ疲れたオジサンに席を譲りなさい。オジサンは最近キレやすくなってるんだぞ。

 そんなお疲れのある日、早々に仕事を切り上げて行ってきました、生誕80周年記念特別展とうたわれた手塚治虫展。場所は両国の江戸東京博物館。料金は常設展(歌川広重の東海道五十三次展)と合わせて1520円。中に入るとかなりの入場者でなかなか前に進まない。キレやすいオジサン、ひたすらガマンガマン。

 展示物は手書きの原稿やセル画を中心に相当の数が展示されている。ほぼ時代順に並んだ展示物を見ると、昭和40年代の前半と後半で画風が変わってきたのが分かる。劇画の影響でしょう。手塚さんは劇画のタッチを毛嫌いしながらその台頭に恐れを抱いたと言われています。毛嫌いしながらも読者の好みを受け入れて劇画風を取り入れざるを得なかったのでしょう。前半のW3やマグマ大使と後半の三つ目がとおるやブラックジャックでははっきり画風が違います。
 もひとつ、今回の展示で気になったのが宮崎駿さんのインタビュー。宮崎さんって、アニメーターとしての手塚さんをまったく評価していないんですね。人間、漫画家としての先進性や多面性は認めながらアニメーターとしては落語の「大家の義太夫」という表現でこき下ろしています。テレビアニメ鉄腕アトムの勧善懲悪や虫プロの実験アニメ1号の街角の物語の表現の画一化などを指摘しています。よく言われるアトムの勧善懲悪。ストーリーの多面性や多重性のことを宮崎さんも指摘しているんですが、それは大人の意見のような気もします。子供にはあれが心地良かった、スカッとしたんじゃないんでしょうか。でもね、怪獣を迷いもなくやっつけるウルトラマンよりウジウジして?ダークな影を引きずるウルトラセブンの方が好きだったのも事実ですが........

今回の大人買い! 高さ約40cmのソフビ・アトム。税込10500円。
Astro_boy

他に今回の特別展の図録(税込2300円)と和田誠さん装丁の手塚治虫劇場という本(税込1500円)を購入。この特別展は6月21日(日)まで開催されます。是非お出かけください。案内はこちら

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Comments

昨日の日曜美術館でも「手塚展」取り上げられてました。やっぱりアトムやレオの絵が引きつけますね。ところで、ジャングル大帝で3代のライオンの物語といっていたけれど、パンジャ、レオ。の次は何というのですか。また、弘田三枝子が歌っていた、サンヨ電器提供のジャングル大帝のエンディングソングが忘れられないのに、忘れてしまったのですが、何処かで手にはいるでしょうか。(格安で)聞いてみたい、今一度。ひげおやじ、ひょうたんつぎ、猿田彦。会いたいキャラ満載ですね。

Posted by: higuma55 | 2009.05.05 at 01:37 AM

パンジャ、レオ、ルネの3代ですね。ルネはジャングル大帝の最終回に出てきます。レオの命と引き換えにムーン山?から生還したひげオヤジ。ばったり白いライオンと出会います。これがレオの息子ルネでした。最終ページではひげオヤジとルネがレオの形をした大きな雲を見上げるシーンで終わります。
弘田三枝子のエンディング「レオのうた」いいですよね。ユーチューブで見ることができますね。また富田勲さん作曲のオープニングも好きです。レオが崖の上に立ってアフリカの大地を見ている。やがて水鳥の大群が飛び立ち、アーアーと歌が重なる。絵と曲がピッタリしているアニメ史上最高のオープニングだと思います。

Posted by: same | 2009.05.06 at 12:02 AM

そういえばサンヨーはパナソニックに買収されたんだよね?

Posted by: 凛々 | 2009.05.09 at 05:47 AM

3末か4末に子会社化の予定だったのが、独禁法か何かの影響で延期されているようですよ。
ジャングル大帝は初のカラーアニメとして有名ですが、カラーテレビ普及のためサンヨーがスポンサーになったと言われています。真偽は不明ですけどね。

Posted by: same | 2009.05.09 at 09:33 PM

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