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2008.12.30

これでいいのだ!

 今年もあとわずかになりました。大変な年でした。多発した食品偽装に年金問題。あげくはリーマンという小石に世界中がつまずいて不況の大嵐。この年の瀬の寒空に職を失い、住まいを失った多くの人がいます。定額給付金てのもありましたね。どうなったんですかね。他に使い道ありそうですけど。

 他にもいろいろあった年ですが、私には赤塚不二夫さんが亡くなったのが一番記憶に残りました。「おそ松くん」「もーれつア太郎」「天才バカボン」私たちの世代に大きな影響を与えた偉大な作家でした。ナンセンスでシュールでアナーキー、強烈なギャグでした。イヤミ、チビ太、デカパン、本官さん、ケムンパス、ウナギイヌ、ベシ、バカボンのパパなどなど個性的なキャラが多い中で、私のお気に入りはニャロメとレレレのおじさん。好きなんです。

 談志師匠が落語は人間の業の肯定であると言ってますが、赤塚漫画にも通じるとこがありますよね。人間のやさしさも愚かさも強欲な部分も全て人間なんだと肯定するとこから始まる。権威を徹底的にコケにするけど、弱者にはバカとは言うけど決してコケにしない。森川信さん演じるおいちゃんの「馬鹿だねえ~」と同じ。今頃あの世で下界のバタバタを酒を片手にバカボンのパパと一緒に笑っているかな。来年も大変な年だろうけど、自分を信じて前向きに「これでいいのだ!」

Akatuka

今回は手描きの下書きなしで最初からInkscapeで描いてみました。似てるかな。

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Comments

談志も赤塚不二夫も食道癌だったんだよね。二人とも乗り越えたんだけど。うん「これでいいのだ!』

Posted by: 凛々 | 2009.01.01 at 03:25 AM

数年前の談志ひとり会で、やたら咳ばらいをしお茶を飲むと思ったら、ガンであることを告げて「オレの噺を聴けるのは今日が最後かもよ」と言ったのを思い出します。ショックでした。
若い頃は大嫌いだった談志ですが、今は無き東横寄席で「らくだ」を聴いて、ガーン! 落語は人間の業の肯定であるが、少し分かったような気がしました。それ以来年に数回は談志を聴きに行きます。ハズレがほとんど無かったライバル志ん朝に比べ、ハズレの時が多い談志ですが、それも許せるんですね。
まだまだがんばって、枯れた談志も見たいもんです。見たくないか?

Posted by: same | 2009.01.02 at 08:37 PM

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