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2008.10.27

Rolling Sun(転がる太陽)

 先週の地図サークルの例会の時、次回例会の高尾山が話題になった。ミシュランの観光ガイドで三ツ星だったことで最近やたら外国の方が多いそうだ。都心の雑踏をのがれて1時間以内で豊富な自然の中に身をおける。ファミリー向けから健脚向けまでコースが何本もあり、しかもよく整備されている。我家も結構行っている。でも登山口からはいつもケーブルカーかリフト。こら、手抜きじゃないかって仰らないで。リフトを下りた後はいつも小仏峠か高信山まで歩きます。高信山山頂にある茶屋のナメコ汁と山菜天ぷらは三ツ星をあげたいくらい美味しい。ミシュラン三ツ星のレストランなんて行ったことないんですがね。きっとそれくらい美味しいんだろうと。またその三ツ星?ナメコ汁&山菜天ぷらをいただきながら見る富士山も絶景です。

 めおとで山登りを始めた頃、とーい吾郎じゃなくて....とーい昔、白馬の像がいななく陣場山で初日の出を見て、高尾山まで歩く元旦ハイクをやったことがある。元旦早々物好きはいないと思ったのだがハイカーの多かったこと。中に山道を革靴にスーツ姿で歩くオジサンがいて、三波伸介じゃないが、びっくりっしたなあ、もう! あのオジサンはいったい何だったんだろう。途中に数件ある茶屋への年始回りの信用金庫のオジサンだったのか? 今でも時折思い出す。

 例会で高尾山が話題にあがった時、高尾山からはダイヤモンド富士ならぬRolling Sunが見られるようだと、私からメンバーの方に話した。Rolling Sun(私の勝手な造語です)とは夕日が富士山の右斜面を転げるように落ちていくことです。全くのうろ覚えなのだが、どこかで聞いた(読んだ)ような気がする。ってことでそんなことがあるのか検証してみました。道具?は、地図好き・山好きには必須の3D地図ナビゲータ「カシミール」です。カシミールについてはここでは何度か紹介してます。作者のDAN杉本さんにはいつも感謝です。

 下図の視点はビジターセンターのやや南の琵琶滝分岐付近。時間は2008年12月4日の16時4分30秒から10分間の太陽の軌跡です。右斜面ピッタリといかないものの、なんとか転げ落ちるように見えません? sameは全くのホラ吹きでもなかったとメンバーの方には思ってもらえるでしょうか。

Rolling Sun(転がる太陽) 左は大室山。
Fuji_sun_2

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2008.10.20

滝山城址ハイク

 土曜日(18日)は久しぶりの「地図を歩く会」の例会だった。5ヶ月ぶりのなので皆さんにお会いしたくて参加することに。場所は八王子市の滝山城址。滝山城は戦国の武将北条氏の居城で北に多摩川が迫る丘陵地帯にあり、その地形を巧みに利用した自然の要害として戦国時代を代表する名城だそうな。お城といっても名古屋城や姫路城のような天守閣ご立派!なお城ではなく、館という言葉がぴったりの戦国時代のお城です。お城のあった一帯は、現在は都立の滝山城址公園として整備されております。

 地図を見ると道の駅「八王子滝山」がすぐ近く。車で行くことに決め、7時半に板橋の自宅を出発。関越~圏央道であきる野ICで降りて滝山街道経由で道の駅に着いたのが9時前。既に駐車場はほぼ満車状態。ひっきりなしに車が出入りしている。道の駅併設の農産物などを売る店へ買物にくるようだ。さすが都内唯一の道の駅。盛況だ。1時間以上暇をつぶし、八王子駅からバスで来るメンバーを待つため降車予定のバス停へ。程なく1時間に1本のバスが来てそのまま通りすぎる。あれ?誰も降りない。車で来ることと携帯の番号は事前にメールで知らせておいた。中止?時間を間違えた?

 今回も特別参加の嫁サンから前々回も車で行ってすれ違ったんでしょ、と非難の目が。仕方ないので先に進むことに。バス停から脇に入ると直ぐにハイキングコースの標識と「不許葷酒入山門」の大きな標石が。「葷酒(くんしゅ)山門に入るを禁ず」と読むそうです。意味は韮や大蒜などの匂いの強いものやお酒を境内に持ち込んじゃイカン!ということらしい。帰りにメンバーの方に教えてもらった。禅寺に多い標石だそーな。ひとつ賢くなりました。その禅寺は近くにありました。少林寺。アチョー、オチョー!激しい裂帛の気合の声が。全く聞こえてきません。静かなもんです。拳法ともブルース・リーとも全く関係なし。滝山城主北条氏照が建立した名刹だそうです。ひとつ賢くなりました。

 ドングリがボタボタ落ちてくる整備された山道を少し登ると、丘陵の尾根を東西に伸びるハイキングコースに着く。5000本と言われる桜並木やコナラの林の中を木漏れ日を浴びながら進みます。_takiyama20空堀と思われる箇所が何ヶ所もあり、お城ド素人の私にも天然の要害だったことが分かる。すれ違うハイカーもボチボチ。でもメンバーには会えず。多摩川を望む北側の展望がいい二の丸跡に人の声が。いたいた。メンバーの方々が地図を広げてワイワイ同定中。予定外のバス路線に乗り、違うバス停から上がってきたとのこと。携帯に電話入れたんだよと言われて、携帯見ると2件も留守電が入っていた。アチャー。マナーモードにしていて気づかなかった。そこへパークレンジャーの方がアンケートお願いしますと来て、お城と狼煙談義に。結構盛り上がりました。本丸跡に移動して、日当りのいいベンチで地図の話などに興じながらランチ。その後、私たちが上がってきた道を戻り、滝山街道のバス停で八王子駅へ向かうメンバーの方と分かれた。約4時間、距離約7km、高低差約60mの行程でした。

やっと会えたメンバーの方々と。ハイ、チーズ!
_takiyama10

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2008.10.14

笠ヶ岳

 先週に続き日曜日にハイキング登山に行って来ました。場所は志賀高原の笠ヶ岳(2075m)。岩菅山と並び志賀高原を代表する山です。横手山や渋峠から見ると名前のとおりのトンガリ帽子のような姿でずっと気になっていた山。前回の高峰山同様にお手軽&大展望の「一粒で二度美味しい」グリコのような山である。

 前日の土曜日の昼過ぎに板橋の自宅を出発。所沢で事故渋滞に会い信州中野ICで降りたのが16時過ぎ。近くの間山温泉ぽんぽこの湯(500円)で夕焼け空を見ながらひとっ風呂。19時には道の駅「北信州やまのうち」に到着。20時には車の中で爆睡。翌朝7時過ぎに起きて隣のコンビニで食料をゲットし、国道292号線を志賀高原方面へ。ホテル街を過ぎ、間欠泉?のところで笠ヶ岳方面へ。狭い山道を徐々に高度を上げる。途中には紅葉撮影のカメラマンが多かった。登山口のある峠にもかなりの車が止まっていた。

 少し肌寒いものの天気は上々。見上げる笠ヶ岳の頂上付近は木々が真っ白。登山靴に履き替え、ヤッケを着込んで出発。いきなり階段。難なくクリア。また階段。少し息を切らしてクリア。また階段の繰り返しで最後の木製の階段の踏み板が凍っていて少し緊張する。

左:登山口の最初の階段  右:山頂付近の霧氷
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 20分程で山頂直下の男坂女坂の分岐に。両方の坂とも崩落の危険があるとのことで通行禁止。替わりに左側に巻き道がつけられていた。ただここがぬかるんだ岩場で少し手こずる。30分程で山頂到着。周りが切り立った狭い山頂には2グループがいた。山頂は予想通りの360度の大展望。4人のオバサマ達があの山は○○山としきりに山座同定している。ひとりがあれは南アルプスで尖がった山が塩見よ。エッ、塩見!? そんなはずは? あれは八ツと訂正したくなるが、嫁サンに余計なことをと怒られるので、ジッとガマンの大五郎であった。

オバサマ、これが正解です。手前は八ヶ岳の稜線。
_kasagatake05_5

北アルプスも1部間違えてました。これが正解です。
_kasagatake08

 山頂からは東側から順に日光白根山、男体山、横手山、本白根山、甲武信岳、浅間山と先週登った高峰高原の山々、八ヶ岳連峰、その奥に農鳥岳、北岳、甲斐駒ヶ岳、仙丈ヶ岳の南アルプス。続いて四阿山(あずまやさん)と根子岳。その奥に木曽駒ヶ岳と美ヶ原。さらに御嶽と乗鞍岳、穂高・槍から北の白馬岳までの北アルプスがズラリ。北西には高妻山と黒姫山、火打岳、妙高山、斑尾山などの北信五岳。北には岩菅山などの志賀高原の山々。ここだけで日本百名山が何座見られることか。大展望は下のビデオで。

山頂の大岩に登り、360度撮影。

笠ヶ岳登山」のビデオ
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左:山頂直下のぬかるんだ岩場。へっぴり腰 右:踏み板が凍った階段。怖かった。
_kasagatake10

 山頂からの大展望を十分楽しんで下山開始。30分程で登山口に帰り着く。峠は車で大渋滞だった。

[行程]
登山口 08:45 ⇒ 男坂・女坂 09:10 ⇒ 山頂着 09:20
山頂発 09:55 ⇒ 登山口 10:25

 帰りは反対側の山田牧場方面へ下る。途中の北アルプスの見える牧場の広場で緑のたぬきとおにぎりでアウトドアランチ。ここは紅葉が見事で多くのカメラマンがいた。紅葉が始まった山田温泉を通り小布施の町へ。途中で見つけた「あけびの湯」(600円)で汗を流す。ここは風呂から北信五岳と北アルプスが正面に見え、寝湯に入りながら山座同定が楽しめる。今までで一番の景色の良さか?

おぶせ温泉あけびの湯の露天風呂からの北信五岳。
_kasagatake20

 お風呂の後は、栗で有名な小布施の町を散策しようとしたが、駐車場がどこも満杯で諦める。須坂から菅平高原へ抜け、渋川ICから渋滞の始った関越道に乗って帰路についた。

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2008.10.06

高峰山

 久しぶりに山登りに行ってきた。数年前までは北だ南だ(アルプスのことです)、それ八ツ(八ヶ岳)だとよく行っていたのに、腰を悪くしてからはとんとご無沙汰。お久しぶりね~♪ あれは3年前~♪じゃなくて2年前の清里の飯盛山(めしもりやま1643m) 以来。飯盛山も初心者向けの山だが、今回も2時間弱で往復できる楽々登山の山である。しかし展望は抜群。一粒で二度美味しい!グリコみたいな山である。場所は小諸市の高峰高原の高峰山(2106m)。

 土曜の夕方4時過ぎに板橋の自宅を出発。いざ。練馬から関越道に乗りすいすーいと小諸ICで降りる。近くの「あぐりの湯こもろ」(500円)の露天風呂で小諸の夜景を見ながらリラックス。ここは初めてで、人は多かったが洗い場もお風呂もゆったりしていてグッドでした。今日のお泊りはいつもの東御市の道の駅「雷電くるみの里」。広い駐車場には車は少なめ。途中でゲットしたコンビニのおでんとおにぎりを車内で食べ、21時過ぎには就寝。夜中トラックのエンジン音がいささかうるさかったものの7時前までぐっすり。

 天気予報では曇りの予報だったが薄曇りながら日も差してまずまずのお天気。手早く洗顔を済ませ、コンビニで食料もゲット。いざ行かん。九十九折のチェリーパークラインで一気に高峰高原の車坂峠(1973m)へ。高峰高原ホテルの駐車場に車を止める。駐車場からは今駆け上がってきたチェリーパークラインと佐久平、その向こうには八ヶ岳と奥秩父の山々の大展望。肌寒く遠くは少し霞んでいるものの絶好の登山日和。8時半過ぎというのに結構な数の登山者がいる。でもその多くは高峰山とは反対に位置する浅間山の絶好の展望台の黒斑山(くろふやま2404m)へ向かう登山者だろう。実際、高峰山へ向かったのは私達夫婦だけだった。

 最初登山口が分からずウロウロ。ビジターセンターの方に聞く。ホテルの裏手の鳥居が登山口だった。やっぱりそーだったか。トイレの矢印かないんだもんなあ。8時45分出発。登山口からは樹林帯の中の階段状の登りが続く。久しぶりの身には結構堪える。でも15分ほど登り、汗が吹きだしたころにベンチのある開けた場所に着く。一気に展望が開け、嫁サンが富士山に気づく。瑞牆山(みずがきやま2230m)の向こうにかなり霞んでいるが見紛う事なき富士山の秀麗な姿。勇気百倍、元気ハツラツ、リゲイン、リゲイン! あれ、八ヶ岳の真ん中辺には甲斐駒ヶ岳らしきてっ辺が見える。やっぱ一粒で二度美味しい! しかもここからは多少のアップダウンはあるものの、展望のきく快適な尾根道歩き。ナナカマドなどの紅葉も始まっていた。写真撮りまくりで9時35分に山頂到着。高峰神社ご神体で逆鉾?の刺さる大岩など大きな岩が点在する山頂は360度の展望。東は登山口の車坂峠、歩いて来た尾根道、黒斑山、浅間山も頭を少し出している。南西には奥秩父の山々と富士山。南は八ヶ岳と甲斐駒ヶ岳。北は池の平の湿原と荒涼とした山肌を見せる水ノ塔山と東篭ノ登山。西は?あれ?すごい霞んでいるけどあの尖がった山は槍ヶ岳じゃ?あの大きく凹んだところが大キレットで、その左の凸凹は間違いなく穂高連峰。わぉ!この天気では北アルプスは無理と思っていただけに、ものすごい得した気分。ハッピー。コンパクトデジカメしか持参しなっかたため写真に撮ることができなかったのは残念至極。

 お湯を沸かし、コンビニで買った緑のたぬきとおにぎりで朝飯。こんなゴハンでもこの大展望の中で食べると大変なご馳走。だんだんと霞んできて富士山も見えなくなったきたので、後ろ髪引かれつつも下山開始。尾根道の途中の分岐から高峰温泉方面へ下山。ダケカンバの黄葉がきれいだった。20分程で高峰温泉近くの湯の丸高峰林道に着く。そこから左にアサマ2000パークスキー場を見ながら未舗装の車道を20分程歩き車坂峠の駐車場へ戻った。大展望の2時間30分程の行程でした。

 高峰高原ホテルのお風呂から展望が望めるこまくさの湯(800円)で汗を流し、ビジターセンターのレストランでハンバーグランチを食べて帰路についた。

行程
登山口  8:45 → 尾根 9:00 → 高峰温泉分岐 9:18 → 山頂着 9:35
山頂発 10:15 → 高峰温泉 10:55 → 駐車場 11:15

Google EARTHによるルート図
Takamine_3

大展望の山頂。岩に刺さる逆鉾の先に富士山。右は八ヶ岳
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瑞牆山の向こうに富士山。左は同じ奥秩父の金峰山(きんぷさん)
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肉眼では確認できなかったが、富士山に次ぐ高さの北岳(3193m)も映っていた
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高峰山の登山ルート(by ALPSLAB) <再生ボタンをクリック>

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