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2008.02.10

バレンタインデーの思い出

 あれは30ん年前。高校2年の冬。バレンタインデーの日だった。いつもの放課後のように友達と馬鹿話をして、さあ帰ろかなと思った時、「ちょいとサメくん」と呼ぶ声。振り返ると隣のクラスのひょうきんA子が立っていた。こいつには1年の時からよくイタズラされていたので身構えた。「な、なんだよ」。するとA子は教室の外に出て行き、ドアの外から「ちょいと」と手招きしている。いやーな予感がしたが、仕方ないのでついて行った。行った先は隣のクラス。何故かそこには同じクラスのM子がいた。他にも数人の女の子が遠巻きにいた。当時ワタクシ、M子に「ホ」の字だったのである。意外な展開に驚いていると、横からA子がニュッと顔を出し、「あのね」。当然この後A子は鹿児島弁で喋ったのだが、みなさまには通じないので標準語で記す。「Mちゃんがサメくんにト・ク・ベ・ツにお話があるんだって」。トクベツにミョーな響きがあったように感じたが、意外な展開に立ちすくすのみ。するとM子が「これ」と差し出したのが、当時森永が出していたto youというチョコレート。受取ってボーッとしていると、またまた横からA子がニュッと顔を出す。「食べてみて」。うれしいやら恥ずかしいやら。「ありがとう」と言って逃げるように帰ってきた。下宿に帰って、M子のto youチョコを見ながらデレデレ。さあ!食べよ。「なんじゃー、これwaaawaaa!」。ヤラレター。

 M子に貰ったのはto youチョコそっくりの消しゴムだった。がっくし。次の日、お腹が痛いので休みますと学校に行かなかった。ふて腐れて寝ていると、昼休みに学校の裏門から2分の下宿にA子がやって来た。
 「大丈夫?」
 「大丈夫なわけねーだろ」
 「食べたの?」
 「全部!」
 「ウソー!?」
 「ウソだよ」
 「?!※△○×☆Ω!?」

ベー子のバレンタインデー。チョコの大きさが想いの大きさ。
Beko_choco

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Comments

cat

あははは〜〜。そういうキャラ、今も昔も変わらない。貴重だよ〜。

Posted by: 凛々 | 2008.02.10 at 10:46 PM

やられた〜〜〜〜〜
一番に笑ったのは私だと思ったのに・・・
でも、いつまでも変わらないっていいよね〜〜

Posted by: お米 | 2008.02.11 at 12:25 AM

Mちゃんてだれなんだろう・・・と思って、やっぱり笑ってしまった。いい話だなあ。

Posted by: higuma55 | 2008.02.11 at 01:23 AM

笑っていただけて何より。これがバレンタインデーの唯一の思い出。さみしー。
今年も義理チョコ(最近はお礼チョコ?)いっぱい貰うんだろうなあ。お返しも大変なんだよね。

Posted by: same | 2008.02.11 at 11:12 AM

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