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2007.03.26

airpenストレージノート

 最近物忘れがひどい。ひょいと立ち上がったのはいいのだが、あれ?何で立ち上がったんだっけということがしょっちゅう。本を読んでも映画を観てもしばらくするとストーリーを思い出せない。だから本棚に同じ本が並んだりする。「あれ、同じ本がここにもあるわよ」なんて連れ合いにチクリと指摘される。あぶねーぞ。そのうち連れ合いの名前も忘れたりして。
 それならメモを取ればいいようなものだが、小さな頃から自慢じゃないがいいかげんな性格でそんな几帳面なことはできない。もしメモを取ったとしても、小さな頃から整理整頓が大の苦手ときたもんだ。すぐメモが姿を消してしまう。メモ失踪事件。それで何度痛い目に遭ったことか。やれやれ。♪こ~んな~オイラに~誰がした~♪と母親に文句を言うと、「口うるさく言ったけど、アンタだけはダメだった」と言われてしまう。
 いかん。このままではボケジーサンになってしまう。几帳面でなくしかも整理整頓が苦手なボケジーサンの末路は哀れよと連れ合いの目が語っている。隠そうたってオイラにゃ分かる。よしっ、オイラはメモ魔になってやる!一念発起。即行動あるのみ。とは言うもののカタチから入る性格。しかもステーショナリー好きである。オイラをメモ魔にするよーな心くすぐる物はないかとネットを探してみました。ありました。文具のぺんてると一太郎のジャストシステムと一時斯界を席巻したことのあるアスキーの共同開発。おお、なんと強力なコラボレーション。オイラをその気にさせるコラボではないか。その商品の名は、
airpen ストレージノート Limited Edition Ⅳ(詳しくはこちら
Airpen0

で、どんな商品かというと、手書きメモをデジタルデータ(画像イメージ)に変換して保存するモンである。いやー簡潔にしてずばり的を得た解説である。ん?分からん? 上記の写真のようにメモ用紙(紙なら何でもOK。サイズもA4までならOK)をairpen本体に挟んで、専用ペンでメモすると本体にメモが保存される。A5サイズのメモだと役100枚分は保存できるらしい。また付属のUSBケーブルでこれまた付属のメモ管理ソフトをインストールしたPCに繋ぐとPCに自動的に保存される。この時保存フォルダを項目毎に分けたり、検索タグに備考的な文字を入力しておくと、あとからメモを探すのが楽チンになるという優れモノ。これでメモ失踪事件もメデタク解決!パチパチ。ちなみにどれぐらいの精度かというと、下図のとおり。左がメモをスキャナーで読み取ったもので、右がairpenで読み取ったもの。なかなかだと思いますが、いかが?ただ2、3行目の右端が乱れているのは書く際に紙が少しめくれたせいか。
Airpen1

 さらに読み込まれた手書きメモの内容をデジタル文字に変換するairpen専用のOCRソフトInkMagicというソフトも同時購入したのだが、実力は下記のとおり。オイラの字ってそんなにヘタクソ?

「月日は百代の過客にした行きが小年もまたべなコ
 旅人はり・舟の上に生涯を浮かふの)
 とらい光を近ふる者は日々旅」
 旅を支配す。古人も多く旅に死せ制。」

 他にメモや写真、ホームページのサイト、ワード文書などデジタルデータをそのままスクラップするソフトも同時購入で〆て5万円強。常に本体と専用ペンを持ち歩く必要があるのと専用ペンの書き味がいまいち。さてさて投資に見合った効果はあるのかな。

さあ、買ったことを忘れないようにブログの記事にしとこ。

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2007.03.18

ブラザー・サン シスター・ムーン

 いつもの年なら春めく時期に、暖冬の今年は逆に寒くなって気象庁は大慌て。昨日地図のサークルで向島を歩いてきた。さすがに桜はまだまだだったが、隅田川にキラキラ光る日差しは確かに春間近を感じさせた。あまり甘い物は食べないないのだが、陽気に誘われて有名な長命寺のさくら餅を購入。餅を包む桜葉の塩っぱさが絶妙でした。

 高校時代に観たフランコ・ゼフィレッリ監督の「ブラザー・サン シスター・ムーン」(1972年)を30数年ぶりに観た。フランコ・ゼフィレッリ監督といえばオリビア・ハッセーを一躍有名にした「ロミオとジュリエット」(1968年)だろう。主演ふたりの瑞々しい演技。舞踏会などの豪華な衣装。イタリアの綺麗な風景。ニーノ・ロータの物悲しい音楽。誰もが知っている悲恋物語を純粋な青春映画として撮った。ジュリエットが最初に廊下の窓から姿を見せるシーンでは初めて見るオリビア・ハッセーの美しさに息を呑んだもんである。
 「ブラザー・サン シスター・ムーン」はキリストの再来と言われた(らしい)聖フランチェスコの若き日を描いている。北イタリアの心洗われるような風景。ドノバンの透明感のある歌声。同じく新人ふたりの爽やかな演技。「ロミオとジュリエット」に勝るとも劣らない素晴しい映画である。ただこちらは恋愛映画として観るとちょっとがっかりします。何せ成人、じゃない星人、じゃない聖人ですから。心の愛なんです。ところで主演のふたり、この映画の以降全く観たことないのだが、どうしてなんだろう。
クララ役のジュディ・バウカーはハッセーより好みだったんだけど....
Brothersun0

 さて映画の中でフランチェスコが叫びます。「物は心の重荷」「富は地上ではなく天国に積みなさい」と。アレもコレもソレも欲しいと物欲にまみれたワタクシにはグサリと突き刺さります。でもささやかな物欲で幸せになれるんなら、それもいいかなと。ダメ?
ラスト・シーン。このポーズがお好き?
Brothersun

 同監督の「チャンプ」(1979年)も泣けますよ。


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2007.03.11

Inkscape 0.45

 今年の目標は「GoogleSketchUpとRubyの取得」と宣言したのだった。GoogleSketchUpについては何度か記事にしているように何とかできそうな気配である。まだ初歩的なことしかできないくせにエラソーではあるが。そいでもってRubyである。ルビーと読みます。スクリプト言語と呼ばれるプログラミング言語です。日本人のまつもとゆきひろさんという方が開発され、世界中で使われているフリーウェアー(無料)です。同じようなものでPHP(*注 松下幸之助さんのヤツとは関係ありません)やJavaScriptは今でも趣味で使っているが、Rubyは初めてなのである。
 まず教科書探し。本屋に行くとRuby関係の書籍が結構ある。パラパラめくって一番気に入ったのが「14歳からはじめるRubyインターネットプログラミング」という解説本。50過ぎのオッサンが14歳向けの本を!と思わぬでもなかったが、とっかかりとしては一番分かりやすかったのである。でも今じゃ14歳でパソコンが普通に触れるんだよなあ。私と同じ年代のMSのビル・ゲイツさんもAppleのスーティブ・ジョブズさんも中学生の頃からコンピューターに触れる環境にあったらしい。とまれワタクシ、14歳の頃にこの世にコンピューターなるモンがあること理解してたんだろうか?銀河の彼方いや忘却の彼方のことで想いだせん。たぶん知らなんだ。「柔道一直線」の一条直也に憧れて始めた柔道の部活に明け暮れていた。必殺技「二段投げ」や「地獄車」を習得すべく日夜精進していたのである。今と大違い!ヒタイに汗してたのである。あれ?前フリが長くなってしまったが、今回はこんな話ではないのである。Inkscapeのことなのである。

 話はかわる唐突に。高校時代から和田誠さんが大好きで、よく真似して映画スターの似顔絵なんか描いていた。社会人になって全く忘れていたのだが、このブログを始めてからまた少しずつ描くようになった。サインペンで描いて、それをスキャナーで読み取って、画像処理ソフトで加工というパターンである。ほんとはAdobe社の定番ソフトIllustratorなぞ使って描きたいのだが、高価なのである。ソフトに8万以上投資するのは勇気がいるのである。ホント根性もないし、ビンボーだし。
 ところが最近、Illustratorと同じような機能を持つフリーウェアーのInkscapeというソフトを見つけた。タダである。すぐ飛びつくのである。(ダウンロードはこちら) Inkscapeはベクター画像のドローソフトである。ベクター画像?何じゃそりゃ、である。普通の画像処理ソフト(ラスター画像)では拡大すると線がギザギザになるが、ベクター画像ではいくら拡大しても滑らかな線のままである。何故か?説明すると長くなるので、今回は省略するのである。そんなら前フリを短くしろ。ごもっとも。ごもっともであるが簡単にいうと滑らかな曲線がスイスイと描けるソフトなのですよ。しかも日本語にも対応してる。こんなソフト待ってたのである。

手始めに、ロゴマーク作ってみました。拡大縮小、グルグルしても滑らかなまま!
Inkscape2

うれしい事に手書きの画像(ラスター画像)をベクター画像に変換もできる。
手書き画像(左)をベクター画像(右)に変換。これで手書き画像の加工も自由自在?
Inkscape1

 GoogleSketchUpといい、Inkscapeといい、こんな高機能のソフトがタダで手に入るなんて!
いい時代になったもんです。


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2007.03.03

真夜中まで

 ♪ダンダンディダン、ディダダダン、オデーエーエーオー♪
 小林亜星さん作曲のテーマ曲に乗り「顔がある、男がいる、女がいる....喜びがある、悲しみがある....明日がある、サントリーがある」と味のあるナレーションの懐かしいサントリー・オールドのCMの新バージョンが流れている。ちなみにオールドは「ダルマ」の愛称で親しまれているが、福岡の方々はこれを「タヌキ」と呼んで譲らない。まあ言われてみれば、そーも見えるかなと....
 今流れているCMは出張と偽って、父親が娘に会いに来るというドラマ仕立て。うん?この父親役の人どっかで見たぞ。誰だっけ? この強面の顔。確かにどっかで見たぞ。そーだ1カ月ぐらい前に新聞に出てた。NHKの朝ドラ「芋たこなんきん」で藤山直美(田辺聖子役)の夫役をやっていると読んだような。全うなサラリーマンである私はそんなモン見てる訳ないから軽く読み飛ばしたのである。そーじゃねえなあ。他でも見たぞ。と思っていたら思い出した。大好きな和田誠さんの監督作品「真夜中まで」(1999年)に出てた!

 この映画、和田作品常連の真田広之さん演じるトランペッターと殺人事件を目撃した外国人ダンサーが悪徳刑事等から夜の街を逃げまわるというストーリー。殺人事件の他に、トランペッターは大物外人ミュージシャンがライブを聞きに来て、気に入られたら大抜擢も夢じゃないので、来店予定の0時までにはライブハウスに戻らなければならないというサスペンスもありでハラハラドキドキ。ストーリーは夜の10時から午前0時までの話で、実際の映画の長さと合っている。この手の映画ではヒッチコックの「ロープ」(1948年)が有名。でもサスペンス的には?なのだが、そこは和田作品。金と銀のリードやミュート代わりの帽子など小道具の使い方がお洒落。それに二人を助けるジャズファンの運転手(六平直政)の会社の名前が紙月運輸(ペーパームーン)というのもニヤリとする。
 サントリーの強面の方が演じるのが悪徳刑事の片割れ。國村隼(くにむらじゅん)さんって言うんですね。略歴見るといろんな映画やドラマに出てらっしゃる。最近のTVドラマってほとんど見てないからなあ。リドリー・スコット「ブラック・レイン」(1989年)やタランティーノ「キル・ビル」(2003年)にも出てるんですねえ。両方とも見てるけど気がつかなかった。もう一方の片割れが岸部一徳さん。直情型の國村さんと掴みどころがなくて何だか不気味な岸部さん。
漫才のボケとツッコミみたいで、息の合ったコワ~イ悪徳刑事コンビである。
Midnight
張込み中の車の中で、
  國村刑事「奥さん元気かい?」
  岸部刑事「どうして急に女房の話になるんだ」
  國村刑事「オレにタバコをカートンでくれたのを思い出したのさ」
  岸部刑事「空港で買ったやつか」
  國村刑事「ああ」
  岸部刑事「オレがパクられたら、アイツの海外旅行好きもブランド品好きもパーだな」
こんな何気ないセリフから、危ない橋を渡る背景が垣間見えてお洒落である。
 他にも大竹しのぶ、高橋克実、唐沢寿明、三谷幸喜、名古屋章さん(哲学的でさえある)などのカメオ出演も楽しみです。ただヒロインを演じる香港女優のミッシェル・リーさんの日本語がねえ。いかにも外国人が話す日本語過ぎて、ちょいとイライラします。それ以外ならお洒落なカッコいい映画です。是非観てください。
 

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