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2006.10.10

山座同定

 先週末は大荒れの天気で海や山で痛ましい事故が起こったようです。特に白馬岳(しろうまだけ)や奥穂高岳の遭難は山登りをする者としては考えさせられる事故でした。

 さて、猛烈な低気圧の影響で激しい雨風となった6日が明けると一転して、関東地方は秋晴れの素晴らしい天気になりました。特に8、9日は西高東低の冬型の気圧配置になったため、好展望の日になりました。板橋の我家の物干し台からも富士山や丹沢の山々がくっきり。こんな日は山座同定好きにはタマリません。えっ?山座同定ってなんだ?って。そーですよね、普通はこんな言葉聞いたことないですよね。「さんざどうてい」と読みます。簡単に言えば、山や街から見える山々の名前を同定することです。同定する?まだよく分からん!ですよね。辞書を引くと、同定とは「同一であると見きわめること」「何であるか決定すること」とあります。山座同定とは簡単に言うと、あっちの山はA山、こっちの山はB山、そっちの山はC山だと判別することです。なんだよ、そんなことかよって思ったアナタは正しい。私も初めて聞いた時はそー思ったもんです。また、それのどこが面白いのかって思っていますよね。そーです当然です。私だって散歩が趣味の人の気持ちは分かるけど、走るのが趣味の人の気持ちは分かりませんもの。世の中にはマンホールが好きな人、電柱が好きな人、この前テレビ見てたら鉄道林(脚注)が好きで好きでたまらんって人が出てました。鉄道林?なんじゃそれって感じです。島倉さんじゃありませんが人生いろいろ、趣味もいろいろです。しょせん他人様の趣味なんて理解できないんです。だから同好の士が集まるんでしょう。あれ、何の話でしたっけ。そーそー山座同定でした。
 山は見る位置によって右に見えたり、左に見えたりします。また山は見る位置によって形が変わるものです。あの富士山さえよく見ると、見る位置によって微妙に形が違います。山の頂上から、あるいは家で山の写真を見ながら、山々の位置関係や山の形を判断してひとつひとつの山を判定していきます。旅行やドライブ先で見かけた面白い形をした山を帰ってから調べるのも楽しみです。また逆に富士山などの山の写真を見て、その写真が何処から撮影されたものであるかを推理するのも楽しみのひとつです。昔は地形図と定規で判定していましたので時間がかかりました。今は3D地図ナビゲータソフトのカシミール3Dを使えば瞬時に判定できるようになりました。カシミール3Dは任意の地点から見える風景をパソコン上に再現するソフトです。しかもこれがフリーウェアととして無料で手に入るのですからホントいい時代になったもんです。

 いつもの休日なら9時くらいまで寝てるのに、前夜の天気予報から展望がいいはずとチョー早起き。いつもこんな調子で起きれたらいいのに。眠い目をこすりながら物干し台にあがると、雲ひとつない晴天。富士山も北側の山頂に7日の初雪を残しているのがはっきり分かる。富士山の他にも伊勢原の大山、丹沢、東京都の最高峰の雲取山、秩父の武甲山などが見えている。しかし北の赤城山や男体山方面は雪雲があるのか見えなかったのは残念。

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東京から見ると大山は左端に見え、武甲山はほぼ右端に見える。両山とも三角形の特徴のある山なので簡単に判別できます。ただ武甲山はセメントの原料となる石灰石の採石で有名なので、いつまでこの形でいられるか分からないのが悲しい。武甲山の山頂の右側の斜面が白いのとその隣が平なのは現在も採石中のため。
Sanza2

*鉄道林とは
  列車を風雪から守るため線路沿いに植林された人工林のことだそーです。

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