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2006.10.31

コスモス

 先週末に群馬県板倉町の「コスモスまつり(10/7~10/29)」に行ってきた。60haの土地に8000万本のコスモスが植えられている。Cosmos0_260haって言われてもどれくらいの広さなのか分からない。そりゃそーだ。どうやら東京ドーム13個分の広さらしい。とにかく広い!その広大な土地にピンクや赤や白や黄色やオレンジのコスモスが咲いている。壮観である。しかも駐車料金300円を払えば摘み取りホーダイである。この言葉に連れ合いは弱い。去年ここを見つけたのも連れ合いである。「去年いつ行ったっけ?」と聞く。えーえー、今年も行きましょう。
 最終週ということもあってか、渋滞することもなく駐車場に入れた。それでもかなりの車が駐車していた。また係りの人は「盛りは過ぎてますが....」と恐縮そうだったが、まだまだ結構元気に咲いていた。

 今の時期、高原や公園そして道路のかたわらなどいたるところで秋風にゆらりと揺れている。春の桜と同じように日本の秋の風景に溶け込んでいるコスモスだが、原産はメキシコ。明治の中ごろに渡来し全国に普及したらしい。漢字名は「秋桜」。花言葉は「乙女の純情」。名前といい、花言葉といい、いかにもである。山口百恵さんの「秋桜(コスモス)」なんて曲もありました。

紫、黄、ピンクのグラデーション。摘み取りに夢中。幸せそー。
Cosmos1

こちらはオレンジ一色。私はどれでも同じだと思うのだが..... 随分と時間がかかる。
Cosmos2

場所はこちら。(左上の+-で地図の縮尺変更)

36/13/53.884,139/36/41.955


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2006.10.24

三丁目の夕日

 7つ上の長兄が「ALWAYS 三丁目の夕日」は良かったと言う。長兄はいわゆる団塊の世代で、この映画の主人公の一平とほぼ同年代である。昭和30年代の前半に小学生だった兄はこの映画に出てくる全てに郷愁を感じるのだろう。私にとっても、氷の冷蔵庫・オート三輪・駄菓子・ラムネ・年末の大掃除の障子の張りかえなど懐かしいものが出てくる。またテレビが初めて主人公の家に来るエピソードにも笑ってしまった。私が育った鹿児島の田舎でも同じで、テレビのある家に近所中が集まって、プロレスや相撲中継に釘付けになった。毎晩だったから迷惑だっただろうなあ。それにお茶まで出してたよーな。

 ビッグコミック・オリジナル誌に連載の西岸良平さんの原作は好きで最初の頃から読んでいた。映画は原作のイメージ(昭和30年代の東京の下町)をCGを使ってよく再現していると思う。ただ上野駅の雑踏シーンや路面電車などいかにもCGくさい。また母親役の薬師丸ひろ子さんはいいとして、父親役の堤真一さんはちょっとイメージが違う。東京の下町の頑固もんの親父さんとしてはちょいと端正すぎるような気が。でも見てるうちに気にならなくなり、結構ジーンとくる。

 ところで、あらすじには関係ないが薬売りが出てくる場面が気になった。私の小さい頃も映画と同じシーンがあった。田舎の母親に確認したところ、年2回冬と夏に「えっちゅうさん」と呼ぶ富山の薬売りが来ていたとのこと。私の記憶にある薬売りのおじさんは、大きな箱を風呂敷で背中に背負って我が家の坂道を上がってきた。縁側や勝手口に腰をおろし、祖母や母が出してきた朱色の薬箱をチェック。無くなってるものがあれば、薬のいっぱい入った柳行李から補充していた。私はおじさんがくれる紙風船が欲しくて母親の隣に坐っていた。随分可愛がられた記憶がある。ただ中学生くらいから会った記憶がないが、母親によるとおじさんは2年前まで毎年来てたそうだ。あんなに待っていたおじさんなのに、紙風船に興味がなくなったのだろう。現金なものである。40年以上来ていたおじさんだが、最後に来た時に70を過ぎて結構ツライと言ってたそうだ。元気でいてくれるといいなあ。
Always480_1

最後のシーンで一平が言う。
「あたり前じゃないか!明日だって、明後日だって、50年先だって、夕日はきれいだよ」
Always480_2

あれからほぼ50年。みんなが貧しくても精一杯生きていたあの頃と同じように夕日はきれいなままなのだろうか。


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2006.10.17

久々のアキバ

 小学生の姪っ子の誕生日プレゼントのリクエストは「Walkie bits(ウォーキービッツ)」のドレスアップ・キットの色はブルーだった。ウォーキービッツ?何それの私たち夫婦は頼りないオジチャンとオバチャンになるまいと、量販店やおもちゃ屋を右往左往。それでも見つからず。さらにネット通販でも在庫なしばかり。やっと有楽町のビックカメラで最後の1個を発見。二人ともホッ。Seven0
 そんな折、池袋のトイザラスへ出かけた連れ合いが、東急ハンズでウルトラセブンの面白いオモチャを見つけて買ってきた。さすが永年連れ添った古女房、普段はそっけないけどやはりダンナの好みをよく知っている。エライッ! 「これプレゼント」「何の?」「そーねえ、誕生日は過ぎたからクリスマスかな」「はあ?それにこれいくらしたのよ」「3千円ちょっと」「おいおい」
そんな久しぶりに夫婦の会話があったプレゼント?だが、安い割には気に入っているのである。高さ25cm程でセブンの頭部の前半分。頭頂部のアイスラッガーの部分がセンサーになっているようで、明かりを消すと額のビームランプと目が光るのである。安い割には質感もなかなか。用もないのに明かりを付けたり消したりして遊んでいるのである。

 そんなことして遊んでいるうちに物欲がフツフツ。リンダ、♪も~ど~にも止まらない♪ 前から迷っていたものがあるのである。連れ合いがひとりでさっさと出かけた日曜日、物欲を満足させるべくン万円を握りしめ久々のアキバへ。ホコ天の老若男女をかき分け、今やアキバの代名詞、メイド喫茶のオネーチャンのお誘いに風前の灯火の後ろ髪を引かれつつ目指すはラジ館!昔マイコンの館、今やフィギアの館のラジ館は今日もオタク風のオニーチャンがいっぱい。でも私のようなオジチャンもチラホラ。オジチャン、アナタの欲しいものは何ですか? 私? 私の欲しいものは「ウルトラセブン」のソフビ人形。ソフビといえどもかなりリアルだが、1万3千円もしてなかなか踏ん切りがつかなかったのである。でも今日は買うために来たのである。しかも今日は10,752円に値下げしていた。ラッキー。即買いである。勢いで隣のアンヌ隊員のフィギアも買いそうになったが、そこは大人の分別でまたということに。
 ところで「ウルトラQ」も含めてウルトラシリーズで何故一番セブンが好きなんだろう。そーいえば最初の自作スノードームもウルトラセブンとモロボシ・ダンだった。能面のようなウルトラマンに対して彫りの深い?顔。ウルトラマンのシルバーに対するレッド。宇宙人(侵略)対地球人(防衛)の明確化など理由はあるが、いつか詳しく考えてみたい。

ソフビながらなかなかの質感。高さ約30cm、手先が4つのパターンに換えられる。
Seven1

腕や足が動かせます。
左:くらえ!ウルトラビームのポーズ。  右:くらえ!ワイドショットのポーズ。
Seven2

 ラジ館をウロウロしていたら他にもお買い物。戦闘機のミニチュアとSDカード。別にミリタリーマニアではないが、最近「幻の戦闘機」という本を読んで突然欲しくなった。子供の頃、「ゼロ戦レッド」や「紫電改のタカ」に夢中になっていた名残りか。上から百式司令偵察機(1200円)・一式戦闘機 隼(1200円)・ゼロ戦52型(1500円)。右のSDカードは若松通商で2GB6980円という安さに使うあてもないのに思わず衝動買い。
Seven5

 秋の1日、久々のアキバでの買い物だった。でも昔と違って電気製品やPCでないのがちと寂しい。


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2006.10.10

山座同定

 先週末は大荒れの天気で海や山で痛ましい事故が起こったようです。特に白馬岳(しろうまだけ)や奥穂高岳の遭難は山登りをする者としては考えさせられる事故でした。

 さて、猛烈な低気圧の影響で激しい雨風となった6日が明けると一転して、関東地方は秋晴れの素晴らしい天気になりました。特に8、9日は西高東低の冬型の気圧配置になったため、好展望の日になりました。板橋の我家の物干し台からも富士山や丹沢の山々がくっきり。こんな日は山座同定好きにはタマリません。えっ?山座同定ってなんだ?って。そーですよね、普通はこんな言葉聞いたことないですよね。「さんざどうてい」と読みます。簡単に言えば、山や街から見える山々の名前を同定することです。同定する?まだよく分からん!ですよね。辞書を引くと、同定とは「同一であると見きわめること」「何であるか決定すること」とあります。山座同定とは簡単に言うと、あっちの山はA山、こっちの山はB山、そっちの山はC山だと判別することです。なんだよ、そんなことかよって思ったアナタは正しい。私も初めて聞いた時はそー思ったもんです。また、それのどこが面白いのかって思っていますよね。そーです当然です。私だって散歩が趣味の人の気持ちは分かるけど、走るのが趣味の人の気持ちは分かりませんもの。世の中にはマンホールが好きな人、電柱が好きな人、この前テレビ見てたら鉄道林(脚注)が好きで好きでたまらんって人が出てました。鉄道林?なんじゃそれって感じです。島倉さんじゃありませんが人生いろいろ、趣味もいろいろです。しょせん他人様の趣味なんて理解できないんです。だから同好の士が集まるんでしょう。あれ、何の話でしたっけ。そーそー山座同定でした。
 山は見る位置によって右に見えたり、左に見えたりします。また山は見る位置によって形が変わるものです。あの富士山さえよく見ると、見る位置によって微妙に形が違います。山の頂上から、あるいは家で山の写真を見ながら、山々の位置関係や山の形を判断してひとつひとつの山を判定していきます。旅行やドライブ先で見かけた面白い形をした山を帰ってから調べるのも楽しみです。また逆に富士山などの山の写真を見て、その写真が何処から撮影されたものであるかを推理するのも楽しみのひとつです。昔は地形図と定規で判定していましたので時間がかかりました。今は3D地図ナビゲータソフトのカシミール3Dを使えば瞬時に判定できるようになりました。カシミール3Dは任意の地点から見える風景をパソコン上に再現するソフトです。しかもこれがフリーウェアととして無料で手に入るのですからホントいい時代になったもんです。

 いつもの休日なら9時くらいまで寝てるのに、前夜の天気予報から展望がいいはずとチョー早起き。いつもこんな調子で起きれたらいいのに。眠い目をこすりながら物干し台にあがると、雲ひとつない晴天。富士山も北側の山頂に7日の初雪を残しているのがはっきり分かる。富士山の他にも伊勢原の大山、丹沢、東京都の最高峰の雲取山、秩父の武甲山などが見えている。しかし北の赤城山や男体山方面は雪雲があるのか見えなかったのは残念。

Sanza1

東京から見ると大山は左端に見え、武甲山はほぼ右端に見える。両山とも三角形の特徴のある山なので簡単に判別できます。ただ武甲山はセメントの原料となる石灰石の採石で有名なので、いつまでこの形でいられるか分からないのが悲しい。武甲山の山頂の右側の斜面が白いのとその隣が平なのは現在も採石中のため。
Sanza2

*鉄道林とは
  列車を風雪から守るため線路沿いに植林された人工林のことだそーです。

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2006.10.01

つま恋2006 その3

 早いものでつま恋から1週間経ちました。あの興奮も徐々に醒め、日々の暮らしに戻りつつあります。購入したコンサートグッズを時たま眺めてはため息などつきながら。

昨年のツアーのタクロー・スノードームようなつま恋スノー・ドームを探したが,,,,
Tumakoi08

 21時30分過ぎに8時間半におよぶ長いコンサートが熱狂のうち終了。充分に楽しめたし、2回の長い休息モード(かぐや姫ファンごめん)もあってそれほど疲れは感じなかった。秋空のもとの31年ぶりのオジチャン&オバチャンのお祭り。またはオトナの秋の修学旅行といったところか。数日前の朝日新聞に載っていたが、35、000人の平均年齢は49才だったとのこと。エッ、オレより下じゃん。朝日よホントか?現地では54-5才に感じたぞ。
 今回のコンサートはもちろん懐かしいが一番の感想なのだが、でも案外オジチャン&オバチャンもなかなかやるじゃないかというのが一番のサプライズ。人生50年って言ったのは誰だっけ?信長か?まだまだこれからだからね。

 さて、「人間なんて」じゃないアンコール(まだ言ってる)も終わって、さあご帰還となったのだが、35,000人が一気に帰るのだから、これが大変だった。規制退場ということで後ろのブロックから順に退場。比較的前のブロックにいたのでかなり待たされた。しかしそこは分別のあるオトナのオジチャン&オバチャン。たいした混乱もなかった。さすが!しかし会場からシャトルバスの出る駐車場まで1時間以上かかり、満員のバスに揺られて臨時駐車場に着いた時は23時だった。
 ふぅ~、やっと着いたと安心したのが大間違い。好時魔多し、はたまた人生塞翁が馬の例えもあるぞ。なんとライトの消し忘れで車のバッテリーあがり。ウンともスンともいわない。なんてこったい!こんな田舎の真夜中に。仕方なしにJAFに救援依頼。他にもおられますので1時間くらいはかかりますとのご返事。こんな忙しい時に応援なんか呼ぶなー。バカヤロー。でも天に向かってはいたツバは自分に降りかかってくるのであった。
 1時間もかからずやって来たJAFの隊員が天使に見えた。テキパキと処理したJAFの天使じゃなくて隊員、「バッテリーがかなりヘタっています。一旦エンジンを切ると再起動できないと思います。気をつけてください」とのたまう。ガソリンも半分以下だし、そんなこと言われたったねえ、困ります私。そんなこと言われたって私だって困りますとJAF隊員。「高速のスタンドでは部品は売りませんよ」という隊員のアドバイスに従って、東名ではなく国道1号線を走ることにする。あった!ガソリンスタンド。でもセルフの店で店員がいなかった。幸なことに2軒目のスタンドでバッテリーを交換できる店員さんがいて助かった。JAFの隊員さんが天使ならこの店員さんは大天使ガブリエル。地獄で仏とは正にこのことか。店員さんの「どのバッテリーにしますか?」に「一番高いやつ」と言ってしまった。

 車も元に戻り、やっと安心して帰れる。東名に乗ったが真夜中とて眠くなったので、富士川SAで車内泊。朝早く起きると、期待していたとおり朝焼けの富士山がくっきり。ゴールデンウィークの四国ドライブの帰りには見えなかっただけに期待していたのである。
富士川SAから。関東から見る富士と少し形が異なる。右は愛鷹山(あしたかやま)
Tumakoi09

 拓郎は充分に楽しめたし(勿論かぐや姫も)、最後にゃ朝焼けの富士山まで。トラブルはあったもののほんと楽しい週末だった。

The End.

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