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2006.09.29

つま恋2006 その2

 開演予定の13時を少し過ぎて、ステージにかぐや姫の3人と拓郎のバックバンド(拓郎バンドと瀬尾一三さん率いるビッグバンド)の全員が登場。全員が総立ちになり、拍手と歓声の中、拓郎が走って現れる。

Tumakoi05

そして注目のオープニング曲は
01.旧友再会フォーエバーヤング
今回のコンサートのオープニングにぴったり。
拓郎と古川望(G)、島村英二(DR)、エルトン永田(KB)などおなじみの拓郎バンドのみが残り2曲目。
02.ペニーレーンでバーボンを
興奮してて現地では気がつかなかったが、TVで放送できない箇所は録画したビデオを観ると「カヤの外」と歌っていた。
03.海を泳ぐ男
04.ひらひら
♪商売取引うまくゆくのは 本当の話じゃなくて どこかで仕入れた噂話♪
05.淋しき街
06.消えていくもの
07.ともだち
ハーモニカスタンドをつけて。
♪とてつなく広がる夢と自由とが欲しかった あてのない長い道でも 何かしら信じていたのでしょう♪
いわし雲の下で聞く「ともだち」に涙が出そうになる。結構涙線弱いんです。
08.知識
♪言葉をみんな食いあらし 知識のみがまかりとおる♪
今でも通じる詞の内容。
09.生きていなけりゃ
10.イメージの詩
えっ、この時間に「イメージの詩」? 最初にこの歌を聴いた時の感動は忘れられない。

ここで1部終了。
ここ数年の拓郎のコンサートは力みやピリピリした感じがなくなってとても楽しめるのだが、拓郎自身が言ってたように今回もすごいリラックスした感じが伝わってきた。
15分の休憩の後、白いスーツ姿のかぐや姫登場。
かくや姫にそれほど思い入れのない私は次に備えて休息モードに入る。私の隣にいたどー見ても田舎のオバチャンは拓郎の時もすごかったが、かぐや姫もノリノリ。両刀遣いか。それにしても高節のMCは面白い。それと山田パンダさんが結構持ち歌を持っていたことに驚いた。でもパンダさんの歌唱力はこれも大好きなフォークルの北山修センセーと同じくらいか?

拓郎の再登場は17時ちょっと前。大相撲中継のため中継が中断される16時から18時がメインなんだ、そこにいろんなものがあると拓郎が言っていたので期待でわくわく。
11.とんとご無沙汰
珍しい阿木曜子さんの詞。♪とんとご無沙汰 僕の恋心♪Tumakoi04
12.全部抱きしめて
最近のコンサートの定番。いつものフリでみんなで踊る。また曲の途中、巨大な10個ほどの風船が会場に投げ込まれ、オジチャン・オバチャンが無邪気に風船を飛ばしていました。
13.野の仏
この詞に出てくる「高節」は絶対あの高節じゃないなと拓郎。
14.唇かみしめて
広島弁がグッときます。
15.友あり
16.いくつになってもhappy birthday
ここで友達を紹介しますと、ムッシュかまやつ登場。そうなると次の2曲。
17.シンシア
18.我が良き友よ
酒も女もクスリもケンカもみんな教えてくれた最高の友だと拓郎。今日も相変わらず飄々としてかまやつさんカッコ良かった。
19.ファイト
連れ合いに中島みゆきの曲だよねって言われるまで拓郎のオリジナル曲だと思っていた。詞も曲も拓郎節そのもの。勉強不足。言われてみればなあ。
♪ファイト! 闘わないやつらが 闘う君の唄を笑うだろう
 ファイト! 冷たい水の中を 震えながら のぼってゆけ♪ 

ここで3部終了。
30分の休憩。その間トイレに行ったのだが、トイレにたどり着くまで時間がかかり戻ってきた時は、かぐや姫の3人のステージが始まっていた。石川鷹彦さんがゲストで登場。次の拓郎に備え休息モードだった私も「僕のお父さん」だけは参加しましたよ。

拓郎の再々登場はすっかり暗くなった19時20分頃。最近のコンサートと同じビッグバンド編成。これが最後と分かっているので最初から最後までみんな総立ちでした。
20.ああ青春
31年前のオープニング曲でした。
21.虹の魚
大好きな曲です。
♪青春とは時の流れ 激しい流れ 苦しくても息切れても 泳ぐしかない♪
22.この指とまれ
「王様達のハイキング」LIVEを思い出しました。
23.ビートルズが教えてくれた
当時、岡本おさみさんの詞が勇気づけてくれました。
24.言葉
バラードのしっとりした曲。
♪月並みなひと言だけど 他にどうにも言い方がない 静けさのあと驚く君が 時を両手で持て余してる 「愛してる」♪
25.サマータイムブルースが聞こえる
♪ギターケース抱えて歩いたよ♪というフレーズにグッとくると拓郎。
26.人生を語らず
オッチャン・オバチャン全員が拳を振り上げて♪今はまだ人生を語らず♪と大合唱。感動モンでした。
27.永遠の嘘をついてくれ
中島みゆきが拓郎に提供した曲。いきなりサビを拓郎が歌った後、ジーンズに白いシャツ姿の中島みゆきが背筋をピンと伸ばしてゆっくりと登場。すごい拍手が起こる。この曲は昔拓郎のCDで聞いた時はそれほどでもなかったのだが、今回のデュエットはすごかった。背筋がゾクゾクした。中島みゆきは♪好きでもないし嫌いでもない♪だったのだが、今度じっくり聴いてみようかなと思った。
♪傷ついた獣たちは最後の力で牙をむく 放っておいてくれと最後の力で嘘をつく
嘘をつけ永遠のさよならのかわりに やりきれない事実のかわりに
たとえくり返し何故と尋ねても 振り払え風のようにあざやかに
人はみな望む答だけを聞けるまで 尋ね続けてしまうものだから
君よ永遠の嘘をついてくれ いつまでもたねあかしをしないでくれ
永遠の嘘をついてくれ 出会わなければよかった人などないと笑ってくれ♪
Tumakoi06
28.外は白い雪の夜
定番曲です。
29.僕達はそうやっていきてきた
30.冷たい雨が降っている
31.春だったね
32.落陽
この2曲で名盤「LIVE'73」の世界へ。絶対に盛り上がります。「落陽」の時、花火が次々と打ち上げられ会場の興奮はクライマックスに。
33.a day
34.今日までそして明日から
定番中の定番。みんなで大合唱。割れんばかりの拍手と絶叫の中、拓郎深々と頭を下げ退場する。

<アンコール>
まず、かぐや姫の「神田川」。
そして拓郎登場。みんなの「もしや『人間なんて』」という微かな期待をかわすようにほとんど知られていない曲が最後の曲でした。まあ♪人間なんて ララ~ララ~ラララッ♪なんて演られたひにゃ、みんな興奮して帰れなくなるもんなあ。この曲でみんな落ち着いてきて「ああ終わったんだ」と実感できたんだと思う。
35.聖なる場所に祝福を
タイトルに拓郎の思いが込められていたんでしょう。

以上、拓郎こん身の35曲でした。

to be continued.

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2006.09.26

つま恋2006 その1

 行って来ました。吉田拓郎&かぐや姫コンサート in つま恋2006。

 31年前の同じコンサートはオールナイトの12時間におよぶ伝説のコンサート。今回は9月23日の13時から21時半の8時間半。演る方も見る方も年をとって朝までもたない?しばらく行かなかった時期があるが、拓郎のコンサートにはほぼ行っている。今回はNHKのBSで生中継されることだし、長いコンサートで足の具合も悪くて少し迷ったのだが、拓郎ファンにはやっぱりつま恋は特別。31年前の夏、東京の大学に通っていた高校の同級生がつま恋コンサートのあと、そのまま当時広島に住んでいた私の安アパートを訪ねてくれた。彼と一緒に津和野や萩をヒッチハイクしながら、彼が熱く語るつま恋の様子をうらやましく聞いたものだ。

 解散後の正やんの風なら知っているんだけど......という連れ合いを連れて前日の22日に車で出発。ついでだからと富士山山頂レーダードームを移設した道の駅「富士吉田」を見学し、山中湖の「紅富士の湯」につかり、道の駅「朝霧高原」でひと眠り。すっかりリラックスモードで明日に備えて鋭気を養う。でも気づいたら周りは真っ暗、しかも小雨が降りだした。あわてて富士ICから東名に乗る。途中の日本平SAで車内泊して、朝早く東名の掛川ICを降りたとたん臨時駐車場までが既に渋滞。やっとJR愛野駅前の臨時駐車場に車を駐め、無料のシャトルバスでつま恋の南ゲートの駐車場に着いたのが9時40分頃。15周年アニバーサリーのディズニーランドよりも人が多い。行ったことはないが。開演3時間以上前なのに人、人、人、人。しかも次々とバスが到着してますます増えていく。しかも若者はいない。オッチャン、オバチャンだらけ。壮観だ!まあウチも一緒なんだけど。後で聞いたところ入場者は35,000人だったとのこと。しかもそのほとんどが50才以上だっただろう。

高齢化社会のルツボか、はたまた見本市か。
Tumakoi01

 だだ広っい駐車場をグルグル蛇行させられて、やっとつま恋の園内に入れたのは11時過ぎだった。Tumakoi02入口には今回のコンサートのポスターに使われているボンネットバスが置いてあり、皆さん記念写真を撮っていた。それにしてもここにたどり着くまでが長かった。1時間半近くグルグル回っていたことになる。始まる前からいきなりの体力消耗。オジサンにはこたえる。長丁場に備えて用意した貴重な水分をどんどん消費する。でもTシャツやタオルなどのグッズ購入やオシッコタイムを経て少しレベル回復。広い芝生の多目的広場を40ほどに区切ったブロックのうち我が家はC6というブロック。比較的前のブロックだが、それでもステージはかなり遠い。しきりにひとりのスペースは80cm×70cmなので前につめるよう放送で案内している。しかしみなさんレジャーシートを敷いてゆったりめに座っている。案の定開演間近になると人が多くなりブロック内に入れず通路に陣取る人も多くなった。

開演1時間半前。まだのんびりモード。
Tumakoi03

 やがて取材のヘリが何機も上空を飛ぶようになり、だんだんと期待が高まる。いたるところから「たくろ~っ」「こーせつ~っ」「朝までやれ~っ」「早く出てきなさいーっ」「前、立つんじゃねー!見えねーだろーっ」など歓声や怒声が飛び交い少し騒然とした感じになってきた。

場所はここ。

34/45/39.422,138/2/52.198

to be continued.

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2006.09.19

Google Earth 4

 9月14日にGoogle Earthの最新バージョン(Google Earth 4 ベータ版4.0.2080)が公開された。(ダウンロードはここから) 数ヶ月前の深夜TV番組「タモリ倶楽部」でもGoogle Earthの面白い遊び方が紹介されていた。Google Earthもかなり一般的になってきたのだろう。今回のバージョンでは完全に日本語に対応し、最大の変更点は今まで東京の一部でしか表示できなかった建物の3D表示がほぼ全国レベルで見られるようになったこと。左のサイドバーの「建物の3D表示」のチェックボックスにチェックを入れておくと建物が3D表示される。ただし建物の高さのデータしか持っていないようで、民家の屋根も平に表現される。Ge_beertower浅草・吾妻橋の22階建てのビールジョッキ形のアサヒビールタワーも、そのお隣のチョー有名な○ンコ?ビルも普通のビルみたいに表現される。ところであの○ンコにしか見えないオブジェは本当は「炎のオブジェ」だったって知ってました?フランス人がデザインしたらしいけど、どー見ても日本人には○ンコにしか見えない。アサヒビールの心意気や良し!でもいつの日かGoogle Earthであの○ンコが3Dで正確に表示される日がくるんだろうなあ。
 3Dの他には衛星画像データもかなり新しいものに更新されたようだ。さらに「道路」「飲食店」「宿泊」「ショッピング」「交通」「公園および娯楽施設」などのレイヤーに関しても詳細に表示されるなった。特に「道路」レイヤーはGoogle Mapsと同等になった。また「公園および娯楽施設」の「ゴルフ場」にチェックを入れると、ゴルフ場のグリーンやバンカーに輪郭線が表示される。

広島市。何度もデートに利用した思い出の市民球場も。一度も実らなかったけど・・・・・
Ge_hiroshima


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2006.09.12

東京大仏

 引越し先のご近所に東京大仏がある。新東京百景にも選ばれているらしい。そんなモンがあったなんて初めて知ったけど。場所は板橋区赤塚の乗蓮寺。赤塚と言っても、それ何処?って人が多いんだろうなあ。私も赤塚で思い出すのは、昔週刊ヤングマガジンに掲載されていた弘兼憲史の「ハロー張りネズミ」という漫画のみ。大都会東京の北のはずれ(おいおい!)下赤塚の「あかつか探偵事務所」のカンは鋭いが情にもろい所員、張りネズミこと七瀬五郎の活躍を描く。後にヒット作「課長島耕作」「人間交差点(ヒューマン・スクランブル)」を出す弘兼さんですが、ちょいと濃すぎて私はちょっと。ただ初期のこの「ハロー張りネズミ」は好きです。でもそれはまた別の話。東京大仏である。

 ご近所と言っても歩いて行くにはちょっと遠い。昔なら迷わず歩いて行ったのだろうが、最近は根性がないのである。9月とはいえ暑いし。車で5分。あっという間である。エアコンが効く間もなかった。広い駐車場には結構車が駐っている。なかなか立派なお寺である。暑いのに老若男女の参拝客も多い。車を降りて立派な山門が見える階段を上がると、正面に立派な本堂。大仏さまはその右手にあった。じゃなくていらしゃっただな。奈良や鎌倉の大仏さまと比べると色黒。夏の陽に焼けて黒い?んな訳ないか。青銅製らしい。昭和52年完成で座高8.2m。蓮台や基壇を含めると約13mにもなる。与謝野晶子は、鎌倉の大仏さまを
 鎌倉や み仏なれど 釈迦牟尼は
          美男におわす 夏木立かな
と詠んだ。こちらは美男というよりいかにもなお顔。大きさは奈良・鎌倉に次ぐということだが、比較的新しいということでまだピカピカ。風雪を超えたありがたみというか品格がまだまだように思われた。
Photo_2

 赤塚や お出かけですか レレレのレ~
              大仏さまも ニガ笑いかな      by same
なんのこちゃ。

場所はここ。

35/46/43.573,139/38/52.003

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2006.09.05

M★A★S★H

 朝晩はめっきり涼しくなった。そのせいか軽い風邪をひいてしまった。若い頃はめったに風邪もひかなかったし、ひいてもバッファリンを飲んで一晩寝ればなおったものだ。年はとりたくないもの。でも風呂上りに暑いからと扇風機かけたまま上半身ハダカでうたた寝すれば誰でも風邪ひくか。

 映画「M★A★S★H」(マッシュ 70年)を観た。野戦病院を舞台に腕はいいがメチャクチャな3人の医師の行動が描かれる。当時アメリカはベトナム戦争真っ最中で、戦争や軍隊の馬鹿らしさを徹底的にコキ下ろす。ヘリコプターで負傷者が運ばれてくる冒頭のシーンに流れる曲は「SUICIDE IS PAINLESS(自殺は苦痛ではない)」。しかし手術シーンはやけにリアルで戦争の狂気を示す。やり過ぎの感もあるが面白いブラック・コメディ。さすがに舞台をベトナム戦争にするには抵抗があったか、映画では朝鮮戦争が舞台である。深夜にやっていたアラン・アルダ主演のTV版も面白かった。
 主人公の医師を演じるのがエリオット・グールドとドナルド・サザーランド。ドナルド・サザーランドは最近でもちょくちょく見るが、「24」のキファー・サザーランドの親父さんとして有名かもしれない。この人が出た映画では「針の眼」(81年)がお薦めである。ノルマンディ上陸作戦を背景にしたドイツのスパイのお話。ケン・フォレットの原作(新潮文庫)も面白い。監督はこの映画で認められて、「スター・ウォーズ ジェダイの逆襲」(83年 後に「ジェダイの帰還」と邦題が改められた)を撮ったリチャード・マーカンド 。ヒロインの人妻役(ケイト・ネリガン)も良かった。

 エリオット・グールドはジョージ・クルーニとブラビの「オーシャンズ11」(01年)で久しぶりに観た。Eriot_gouldモジャモジャの髪、ゲジゲジ眉、長い顔、でも飄々とした感じがして好きな俳優さんだった。「カプリコーン・1」(77年)での有人火星飛行をめぐるNASAの陰謀を追う新聞記者役も忘れられないが、なんと言ってもこの人は「ロング・グッドバイ」(73年)のフィリップ・マーロウ役だろう。ロバート・アルトマン監督のこの映画は、それまでのマーロウ像をぶっ壊した。レイモンド・チャンドラーが生み出したフィリップ・マーロウはなんてたってハンフリー・ボガードのイメージだ。ソフト帽にトレンチ・コート!禁欲的でシニカルでさらにその上タフ!あたしゃ、とーていなれません。なのにエリオット・グールドのマーロウはゴミ出しはするはネコは飼っているは。生活感丸出し。丸出ダメ夫のお父さん。顔もどー見てもマーロウ顔じゃないし。じゃあ、どんな顔がマーロウ顔かと聞かれると困るんであるが。ボガードとか「さらば愛しき女よ」(75年)で同じマーロウを演じたローバト・ミッチャム、それにポール・ニューマンなんてのはどうだろう。まあ顔はマーロウ顔じゃなくても映画としてはなかなか面白く観た。ちなみにこの映画には若き日の現カリフォルニア州知事がほんのちょいと悪役で出てるらしいが未確認。

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