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2006.02.04

タカダワタル的

 ずっと観たいと思っていた映画「タカダワタル的」をやっとDVDで観ることができた。この映画は東京乾電池の柄本明さんが企画してできた、昨年亡くなった高田渡さんのドキュメンタリー映画である。渡さんのファンだという柄本さんが企画しただけに「タカダワタル」の魅力満載の映画である。吉祥寺の「いせや」へ通う渡さんはそこいらのヨッパライのオジさんである。そこもいいんだけどね。唄の合間の語りは、まるで志ん生の落語を聞いているよう。ウソかマコトか、ハラハラドキドキ。長谷川町子にあげたぐらいなら、渡さんにも国民栄誉賞をあげてもよかったのに。でも渡さんが嫌がるか。

 映画は1970年の中津川フォーク・ジャンボリーでの「ごあいさつ」で始まり、2003年の下北沢ザ・スズナリでのコンサートのアンコール曲「ごあいさつ」で終わる。さすがに渡さんもフォーク・ジャンボリーのころは若者らしい利かん気な顔をしている。
wataru_takada

 久しぶりに聞いた「生活の柄」は坂田明さんのサックスがカッコよかった。「私の青空(My Blue Heaven)」はとってもハッピー。でもお気に入りは「ブラザー軒」。菅原克己さんという詩人の詩に渡さんが曲をつけたもので、いつ聞いても泣ける。「硝子簾(がらすのれん)がキラキラ波うち」「外は濃藍色のたなばたの夜」、うーたまらん。このブラザー軒は仙台に実在するそうなので、いつか行ってみたいな。そして詩のように「氷水食べ」ようか。


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