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2005.08.27

ワイドなデジカメ

 久しぶりに物欲をそそる商品が出た。PanasonicのコンパクトデジカメLUMIX DMC-LX1である。発売日の26日早速購入した。初めて買ったデジカメは85万画素のFUJIFILMのCLIP-IT80だった。うれしくて山行きはもちろん普段も持ち歩いたものである。それ以来購入したデジカメは10台ぐらいか。今回のLX1は840万画素である。7年ほどで画素数は10倍にもなった。これくらいの画素数になるとPCでの写真加工にもそれなりのパワーが必要となる。

 今回そそられたのはその画素数ではない。今所有しているCANONの一眼レフデジカメEOS-Kiss Digitalの600万画素でも充分である。一番の理由は35mmフィルムレンズ換算で28mmという広角ライカレンズを標準で装備している点である。これくらいの広角になると室内での記念写真に重宝するが、風景写真でも奥行きと広がりのある風景を切り取ることができる。さらにLX1のレンズのアスペクト比は16:9である。つまりヨコとタテの比率が16:9でハイビジョンテレビと同じ比率である。今のほとんどのデジカメや普通のテレビのアスペクト比は4:3である。28mm広角レンズと相まって映画の画面のようなワイドな写真を撮ることができる。

 下の写真はLX1のワイドさを試すために同じ場所でLX1とサンヨーの動画デジカメXacti DMX-C4で撮った写真である。なおXactiは400万画素で35mmフィルムレンズ換算で38mmのレンズである。上がLX1で下がXacti、同じ比率で縮小してある。

<神田川>と<水道橋交差点・東京ドームホテル>
LX1_02
Xacti02

LX1_03
Xacti03

 LX1は広角だけでなくLUMIXの特徴である光学式手ブレ防止やコンパクトデジカメながらフルマニュアルにも対応している。ついついシャッターを押す時に力が入ってしまう我家のつれあいにもきれいな写真が撮れることであろう。たぶん。

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2005.08.21

GPSで絵を描く

 世間にはいろんな趣味の人がいる。そのひとつにGPSで絵を描く人がいるのである。少し前「タモリ倶楽部」というテレビの深夜番組でも紹介されたことがある。「GPSで絵を描く」というのは、まずGPSを持って歩行や自転車(あるいは車)で駆けずり回る。そしてその軌跡(GPSログ)をPC上の地図に表示させると、あら不思議!その軌跡が何かの絵に見えるというものである。例えばこれ。「タモリ倶楽部」に出演された石川さんという方の作品?である。この方は朝日新聞で作家の荒俣宏さんに紹介されたこともある。ウソかマコトかナスカの地上絵ならぬ「東京ナス化計画」というものもあるそーだ。

 私もGPS端末付きのPDAマイタックジャパンのMio168RSを所有。kiseki_e
しかも「暇つぶしプログラミング」でGPSの移動履歴(ログ)をMio168RSに表示させるというプログラムも自作している。こりゃ挑戦するしかない!でもどーすりゃいいんだ?やっぱり地図を見るのが手っ取り早い。地図帳をヨコにしたりナナメにしたり、目をすがめて見たりと、いろいろ試してみたがさっぱり絵が浮かび上がってこない。やっぱり達人のよーに最初からペンギンとか象サンというのは無理な話なのだ。それにもともと目標は低く設定する性格。簡単なもの、簡単なものと。あった。我ながらよく見つけた。やる前から自画自賛。エッヘン。
 場所は埼玉県の浦和と所沢を結ぶ国道463号線(通称ウラトコ街道)が荒川を渡る羽根倉橋の周辺。Mio168RSの移動履歴の最短記録間隔は1分である。そのため本当なら歩行か自転車で移動履歴(ログ)を取った方がきめ細かい線になるのだが、お盆を過ぎたとはいえ暑いのである。しかも性格が易きに流れるのである。そこで車の往来が少ないだろう夜に車でログ取りに出かけた。夜遅くの割には交通量は多かったが少し走っては広い路肩やコンビニに停まりながら取ったログが右上の絵である。よーく見ると右を向いた天然パーマの男の人に見えるでしょう。 ほーら見えてきた。あら不思議。
(右下の首の付根にあたる部分が羽根倉橋で頭頂部が治水橋)
 次回はもっと複雑な絵にしよう。でも涼しくなってから。

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2005.08.16

歩いて帰る地図

 今日(16日)東北で大きな地震があった。その時水道橋のS不動産ビルの12階にいたが、今まで経験したことのないビルが軋むような揺れが長く続いた。先月23日の関東の震度5弱の地震の時は交通機関が大混乱した。私もJR武蔵野線の電車の中に4時間以上足止めをくらった。

 そんな折、昭文社より「震災時帰宅支援(歩いて帰る)マップ[首都圏版]」(税込630円)が出た。2home_map
グッドタイミングだったらしく売れ行き好調のようだ。私も発売日(8/1)前に高校時代の地理の先生に教えてもらって発売日の翌日に書店に行ったが、売り切れとのことだった。その日に別の大型書店で大量に平積みされているのを見つけて購入した。
 「歩いて帰る地図」は震災時を想定している。地震等で交通機関が寸断・マヒした時に都心から郊外へ向けて自分の足で歩いて帰るための地図である。大きさもヨコ9.5cmタテ21cmの縦長で、歩きながら手に持って見るのに最適である。普通の地図が北が上になっているのに対して、この地図は進行方向が上になっている。進行方向が変わる度に地図を回す必要がなく、直感的に地理を把握できる。「震災時帰宅支援」と謳っているだけに「放置自転車が多い」「自販機迫る」など障害になりそうな道路の危険箇所、震災時に救援施設になるガソリンスタンドやコンビニ、休息に必要なベンチや水場の位置も細かく表示されている。

 震災時に絶対に必要となる地図ではあるが、使うことがないことを切に願う。

[写真は表紙(左)と私が歩いて帰ることになる中山道の1部(右)]

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2005.08.07

圓朝まつり

 今日(7日)東京谷中の全生庵で行われた「圓朝まつり」に出かけてきた。「圓朝まつり」とは、江戸落語中興の祖と呼ばれている三遊亭圓朝の命日8月11日の直前の日曜日に開催されている、落語協会のファン感謝デーのような祭りである。墓所のある全生庵で毎年行われていた「圓朝忌」がそのルーツで、境内には噺家さんたちが出す模擬店や飲食ブースが並ぶ。
 開場の10時に合わせて行ったのだが、既にすごい人出で全生庵のある三崎(さんさき)坂には長い行列ができていた。やっと入れた境内は始まったばかりなのに熱気でムンムン。今年の祭りは前夜にテレビで紹介されたこと、こぶ平師匠の大名跡正蔵襲名、ドラマ「タイガー&ドラゴン」(私は見ていない)のヒットなどがあって大盛況になったようである。会場の境内では噺家さんたちが写真撮影やサインに気軽に応じていた。残念ながらお目当ての小三冶師匠は来ていらしゃらなかった。残念ッ。
                  噺家さんらしいダジャレが満載
「紺屋高尾」ならぬ「本屋高尾」         「いせ辰」ならぬ「にせ辰」
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 20数年前に上京した時、うれしかったのは日常的に落語が聞けたことである。職場が新宿にあったのでよく新宿末広亭へ通っていた。亡くなる直前の三平師匠の噺を聞いたのも末広亭だった。病院を退院されたばかりで自分の病気のことをネタに客を爆笑させていた。月1回の紀伊国屋ホールでの落語会。ニッカン飛切落語会、今はない渋谷東横会館の東横落語会、そして三越落語会。よく通ったものである。ひとりで。
 志ん朝師匠の「芝浜」、小三冶師匠の「景清」、先代の馬生師匠(志ん朝師匠のお兄さんで、池波志乃さんの父親)の怪談噺「豊志賀の死」、枝雀師匠の「替り目」、米朝師匠の「百年目」など心に残る噺はたくさんある。でも私が今まで聞いた噺のベストワンは20年ほど前に聞いた立川談志師匠の東横落語会での「駱駝」。すごかった。それまでに私が落語に対して持っていたイメージを変えてしまった。落語とは単なる面白い話ではなく、「人間の業をすべて肯定する芸である」という談志師匠の主張が分かったよーな気がした。それ以来、談志師匠の「ひとり会」「独演会」によく通っているのだが、あれ以上の噺を聞いたことがない。
 もともと談志師匠は客を試しているようなとこがあって、その日の出来不出来がはっきりしている。客の期待が大きいとスーッと肩透かしを喰わしたりする。その政治信条?と一緒で一筋縄ではいかないのである。ある時「大工調べ」をノッテ演っていると思ったら、いきなり「今日はここまで」と打切ったり、演歌チャンチャカチャンならぬ落語のさわりだけを繋げた「落語チャンチャカチャン」であさっり流してみたりと。でも客もそれも芸のうちと怒ったりしない。むしろ楽しんでる気配さえある。「落語チャンチャカチャン」なんていい加減なようでよく聞いていると、ニヤリとしてしまう。やっぱりうまいから落語を10本ぐらい聞いた気にさせるのである。

 落語協会主催の「圓朝まつり」のつもりだったのに談志師匠の話になってしまった。そういえば談志師匠が落語協会を飛び出した直後、紀伊国屋ホールだったと思うが、「中入り」の談志師匠がみっちりと噺を聞かせ、「トリ」の小さん師匠(談志の師匠で落語協会会長)の出番が大幅に遅れたことがあった。当然怒っていると思いきや、いつものように悠然と登場した小さん師匠「しょーのないヤツで」とあっさり言って何事もなかったように噺を始めた。フーテンの寅さんの森川信さん演じる初代オイちゃんのセリフ「バッカだねえ~」と同じように、突き放しはするがどこか愛情のあるセリフであった。あれ以来小さん師匠が大好きになった。

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2005.08.02

「暇プロ」第2弾 -その2-

 NSBasicを使った暇つぶしプログラミングの続き。前回で苦労したが、地図画像の表示およびGPS移動履歴ファイルの読込みは完璧。今度は移動履歴ファイルに順番に記録された経緯度を読取り、そこが画面に表示された地図のどの位置に相当するかを、地図の上下の緯度および左右の経度との比較で求める。そして求めた位置(点)を順番に線で結んでいくという作業をコーディング(プログラミング)するのである。

 GPS(MioMap)を起動すると、ある一定の間隔でGPSが測位したデータ(移動履歴)がtempフォルダの中のmovelog.csvという名のCSVファイルに記録される。各レコード(行)には下記のように3つの情報が記録されている。
   200505221254,503270256,129577801
左がGPSが測位した日付と時間。真ん中がGPSが測位した経度。右が同じく緯度である。ただし経緯度はともに3600000倍された値なので、使用時には3600000で割った値を使用する。このようなデータが時間順に予め指定された記録間隔で保存されている。ちなみにMio168RSに添付されたMioMapの最短の記録間隔は1分である。1分という間隔は歩行の場合は問題ないが、自転車や車の場合は結構な距離だ。交差点を曲がった場合にショートカットしたように記録されてしまう。もう少し短い間隔で指定できるようにして欲しい。
 GPSLog2
コーディングもOK。準備万端。あとは記録(ログ)取りである。でも外は暑い、猛暑なのである。グズグズしていたのである。車なら涼しいのだが、車の場合は大きな地図を用意しなければならない。やっぱり歩行である。前回の記事から2週間以上経ってしまった。意を決してある休日の夕方、用事で出かけたJR水道橋駅からJR秋葉原駅までログ取りのために歩いた。やっぱ夕方といえども暑かった。汗びっしょりである。右がその汗の記録である。左の水道橋方面から坂を上がって来て、聖橋を渡ってお茶の水駅前に出て、また昌平橋方向へ坂を下っている。結構きれいにログが取れている。赤の数字はログの順番である。1分間隔で表示。ゆっくり歩いたのが分かる。なお、右下の神田川を昌平橋で渡る部分のログが斜めにショートカットしているのは、青信号が点滅したのとエアコンの効いた電器屋に早く入りたくて急いだためである。

 これでブログのネタ作りも結構大変なのである。

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