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2005.07.27

台風一過の富士山

 前夜台風7号が関東をかすめて過ぎ去った台風一過の27日の朝、埼玉の我家は雲は多いものの空気が透きとおって感じられた。朝のNHKニュースの各地からの中継もすっきりしている。もしやと思いデジカメを持って出かけた。この時、CanonのEOSS Kiss Digitalにしようかと思ったが、通勤にはデカクて重いので、Sanyoの動画デジカメXacti DMX-C4にした。これなら光学5.8倍ズームだし。でもこれが失敗の元。

 電車に乗る頃には雲も大分とれ、すっきりとした青空が広がっていた。期待が広がる。富士山を見るため、いつもの電車ではなく、比較的空いている前駅始発の電車に乗る。まず最初の富士見ポイントのJR京浜東北線が荒川を渡る鉄橋の上。前回富士山がきれいに見えた5月16日と違い、となりを走る高崎線のジャマもない。すっかり雪が溶けた富士山、所謂「ガングロ富士」がきれいに見えている。もーこれだけでシアワセ。安上がりなヤツである。奥多摩から秩父の山々まできれいに見える。しかも、冬の展望時期でも見えることが稀な日本百名山のひとつ奥秩父の両神山のゴツゴツした山容まではっきり見えている。さすがに浅間山は雲の中だったが、夏のこの時期にこの大展望。もー超シアワセ。ほんと安上がり。しかも珍しいことに途中の田端駅から座れた。もーゼッコーチョー。
 keitai_fuji
 仕事でお邪魔している水道橋のS不動産ビルに9時前に着いた時も、多少雲がかかり始めたものの富士山は見えていた。日光の男体山もうっすらと見えている。夏のこの時期直ぐに見えなくなるので、あわててデジカメを取り出し撮影。 ン? ン? なんだ? ガーン!電池切れではないか!オイオイ。よりによってこんな大事な時に。ガックリ。専用充電池のデジカメはこーいう時に不便。単三駆動ならコンビに走るのに。もー奈落の底に落ちた感じ。マッタク!
 おや待てよ。携帯があるじゃないか?めったに使ったことがないがauのtalbyはカメラ付き。で、撮ったのが右上の写真。やっぱりなあ。33万画素だもんなあ。富士山が見えてるよーな、見えてないよーな。今日はツイテル日?ツイテナイ日?はたしてどっちだったんだろう?

 でも夜、神宮球場へカープVSスワローズ戦を見に行った。我がカープはガトームソンなんてサトームセンのニセモノみたいなピッチャーに7回まで1安打に抑えられていた。点の取られ方もエラー絡みでもー最悪。しかし、BUT、9回セリーグのホームラン王・新井の起死回生の3ラン逆転ホームランが飛び出し、カープの奇跡の逆転勝ち!終わり良ければ全て良し。今日はサイコーの日だった。

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2005.07.24

富士見温泉

 先日(17日)ニッコウキスゲが満開の野反湖へのドライブの帰りに群馬県富士見村の「富士見温泉見晴らしの湯ふれあい館」という村営の日帰り温泉施設に寄ってきた。この温泉は先月道の駅「ぐりーんふらわー牧場・大胡」へ行った時に偶然見つけた。その時は直前にお隣の北橘村村営の日帰り温泉施設「ばんどうの湯」に浸かったばかりだったので通り過ぎた。場所(地図はここをクリック)は赤城山の南麓を東西に走る国道353線沿いにある。ジャグジー、サウナ、打たせ湯、一つ一つ区切られた洗い場など充実した施設だ。和洋別の食堂、カラオケステージのある大広間もある。覗くとオジサンが湯か?酒か?はたまた自分の歌に酔ったのか恍惚の表情を浮かべて熱唱していた。隣には大きな農産物直売場も併設してる。露天風呂自体はさほど広いわけではないが、前が庭園風に整備されており、椅子が何箇所か配置されてなかなか広く感じる。スッポンポンのままその椅子にすわり外を見ると、赤城山南麓の斜面の畑の向こうに前橋市?あたりの夜景がきれいに広がっていた。この景色が「見晴らしの湯」なのだろう。

 さて気になるのは「富士見」である。先に書いた利根川沿いの高台にあり、榛名の眺望が見事な「ばんどうの湯」で支配人さん?に「ここから富士山は見えますか?」と聞いたところ、「ここからは見えないが村内には見える所がある」と教えてもらった。お隣の富士見村も名前のとおり富士山が見えるのだろう。「見晴らしの湯」のお風呂の中で従業員の方にマタマタ「ここから富士山は見えますか?」と聞いたところ、「さあ、見たことない」とのツレナイお返事。全くキョーミなさそうだった。まあ普通はそんなもん。

 そこで3D地図ナビゲータ「カシミール3D」の登場。この「カシミール3D」を使うと日本全国の任意の場所から見える風景を簡単にしかも瞬時にシュミレーションできる。しかもフリーウェアである。作者のDAN杉本さんに感謝。早速、「富士見温泉見晴らしの湯ふれあい館」から富士山が見えるかシュミレーションしてみた。
 まずは100mmの望遠で撮影。
fujimi01
 富士山は見えるようだがはっきりしない。なお、富士山以外の山名を付けた山は奥多摩の2000m級の山で、左の雲取山は日本百名山のひとつで東京都の最高峰である。
 次に300mmの望遠で撮影。
fujimi02
 今度ははっきり見える。「富士見温泉」に偽りはなかった。ホッ。ただし、山頂が少し覗く所謂「チョイ見え富士」である。これだと冬のよっぽど条件の良い日(冷え込んで風が強く晴渡った日)しか見えないだろう。年に1回か2回あればいいかも。しかも肉眼では無理かもしれない。そーなればさらに見てみたくなる。でも埼玉の自宅からは遠いしなあ。うーん、悩ましい。今年の冬は天気予報に要注意。

(注)「カシミール3D」では見えるという判定であるが、このソフトの場合は人工物や植生が反映していない。したがって、手前に高い建物や樹木がある場合は見えないこともある。

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2005.07.18

富士山スノードーム

 スノードームを探してフリーマーケットやバラエティショップを廻ったりしたがさっぱりだった。怪しげなものがいっぱいの東京タワーのみやげ物屋にもなかった。諦めかけていたのであるが、「かなさん」より富士山のスノードームの情報のコメントを頂いた。

 営業は土日と祭日のみとのことで早速ご紹介のお店へ行ってきた。SD_Fujisan01
住所は東京の北青山。若い人でにぎわう表参道のハナエモリビルのすぐ裏手にあった。たった2坪ほどの小さなお店。入口のドアを開けると直ぐにたくさんのスノードームが目に飛びこんでくる。世界の観光地や世界の童話シリーズなどなど。お目当ての富士山のスノードームは?
あった!プラスチック製で幅94mm×高さ74mm。値段は609円。雪を頂いた富士山の手前に赤い鳥居と神社?と松並木?5合目の小御岳神社のつもりか?なんだか怪しい雰囲気。でもそのアヤシサがとってもイイのであるが。

 富士山の他にも欲しいものがたくさんあったが、今回買ったのは下の世界の観光地?シリーズの4個。こちらもプラスチック製で富士山よりは少し小ぶりで幅70mm×高さ55mm。値段は1個399円。なおヒューストンについては、感じのいいお店番の中国系(違ったらゴメンなさい)の若い女性は宇宙かもと言っていた。

左から、ナイヤガラ、ニューヨーク、ヒューストン?、ロンドン。
SD_Fujisan02

SD_Fujisan03
 それと一緒に行った嫁さんが1cmほどの小さな球状のスノードーム?を見つけ、お店番の女性に聞くと「携帯のストラップ用です」とのこと。これも1個お買い上げ。これだけ買っても2400円ほど。安いものである。「他に日本の観光地のものはないの?」と聞くと、今はないがこれから入荷予定とのこと。楽しみである。

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2005.07.14

「暇プロ」第2弾

 NSBasicを使った「暇つぶし」プログラミングの第2弾。
 せっかくGPS端末付きPDAのMio168RSを買ったのだから、GPS関係のプログラムに挑戦。じゃ自作ナビ・ソフトを。なんて無茶はしない。昔からハードルはなるべく低く設定する性格なのである。先日Mio168RSをいじっていたら、[Temp]フォルダに[movelog.csv]というCSVファイルを見つけた。中身を見るとGPSの移動履歴である。これを使って地図上に移動履歴を表示するプログラムを作ってみよう。これなら前回と違って多少は実用的である。

 まず表示用の地図だが、これは地図好きには必携のフリーの3D地図ナビゲーター「カシミール3D」のプラグイン「マップカッター」で切出した地図を使用する。「マップカッター」を利用すると、「カシミール3D」の地図の任意の場所を自由に切出すことができる。また切出した地図と同時に地図の四隅の経緯度や地図のタテヨコの大きさ(ピクセル値)などが記録されたテキストファイルが作成される。このファイルの情報と移動履歴の中に時間順に記録された経緯度を使って、ディスプレイ上に表示させた地図のどの地点に相当するかを比率計算から算出する。そして算出された点を結んでいけば移動履歴が地図上に表示されるという構想である。
GPSLog

 「マップカッター」で切出した地図とテキストファイルをMio168RS本体にコピーし、準備はOK。最初はテキストファイルの読込み。これはNSBasic標準添付の[File]オブジェクトを使って難なく読込むことができ、地図の四隅の経緯度と地図画像のタテヨコの大きさを取得。次に地図の表示である。これもNSBasic標準添付の[PictureBox]オブジェクトを使えば難なく表示できるはず。そーできるはず。NSBasic社のテクニカルサイトでも簡単にできると書いてある。でもできないのだ。ウェブ上でいろいろ情報を探してあれこれ試したがマッシロのまま。もーお手上げ。序盤で早くも敗退。学校のお勉強や仕事ならここで諦めるのだが、趣味のこととなると割とシツコイのである。さらに情報を探しているうちに、[S309PictureBox]というオブジェクトがあることを発見。ダウンロードサイトはなんとNSBasic社のサイトである。オイオイ。怒る気にもなれん。早速ダウンロードし、母艦PC経由でMio168RSにインストール。今までの試行錯誤がウソのよう。あっけなく地図が表示できた。しかも英文のリファレンスによると標準添付の[PictureBox]と違い、ビットマップ(BMP)だけでなくジェイペグ(JPG)やジフ(GIF)も表示でき、画面のキャプチャーなど機能も豊富のようである。

あーっ、それにしても疲れた。続きはいづれまた。

「暇プロ」第2弾 -その2-

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2005.07.06

旅人くん

 今日の朝刊に漫画家の永嶋慎二さんの訃報が載っていた。6月10日に亡くなっていたようだ。67歳。
 数日前に東京の神田神保町の古本屋街で永嶋さんの「漫画家残酷物語」や「漫画のおべんとう箱」などを購入したばかりだった。小さな頃の夢は無謀にも「マンガ家になりたい!」だった。高校時代には4コママンガを描いては友達に無理やり見せていた。しかもGoodな感想を迫るので、友達にはトンダ災難だったはずだ。その頃街にはまだ貸本屋さんがあって、私もおばあさんが一人で店番をしている貸本屋さんに通っていた。「漫画家残酷物語」もその貸本屋さんから借りて読んだのだろう。

 当時好きだった漫画家が永嶋さんと真崎守(まさき・もり)さん。お二人とも叙情的で、今読むと青臭くて面映いところもあるのだが、それでも大好きなのだ。tabibito永嶋さんは上記の「漫画家残酷物語」「フーテン」、真崎さんは「キバの紋章」あたりが代表作なんだろう。しかし私が好きだったのは永嶋さんは「旅人くん」、真崎さんは「ジロがゆく」。「ジロがゆく」は転校が多くて友達ができない内向的な少年が、長野?の山村に転校してきて次第に成長していくお話だった。「旅人くん」はその頃の一番のお気に入りで、ノートや教科書などの名前を書く欄には名前の代わりに「旅人くん」を描いていた。内容は少年(というよりは子供に見えた)が、木の枝の先っぽに風呂敷包みを結わえて、フラフラと旅をしていくという4コママンガの連作だった。主人公は誰で、何で旅をしているのかも分からないし、筋らしい筋もない。子供のくせにというのは子供に失礼だが、落葉にタメイキをつき、水溜りに映った自分に「君は誰?」と自問したり、突然読者に「君は幸せか?」と質問したり、結構哲学的だったんです、コイツ。

 永嶋さんも「旅人くん」のようにふわりふわりと旅を続けるのかも。合掌。

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2005.07.01

下町の富士山

 7月1日は富士山の山開きである。本家はもちろん都内や近県にある富士塚でも山開きの所が多い。sakamoto0幸いなことに私の勤め先はこの日が会社創立記念日で半ドンなのだ。毎年どこかの富士登山に出かけているのだが、最近はJR山手線の鶯谷駅近くの小野照崎(おのてるさき)神社に行っている。ここは朝顔市で有名な「おそれ入谷の鬼子母神」も近く、下町のメッカである。なおこの太田蜀山人の狂歌は「びっくり下谷の広徳寺」と続く。さて小野照崎神社である。この神社の祭神は小野篁(おののたかむら)とのこと。でも有名なのは境内に「下谷坂本富士」と呼ばれる富士塚があることである。ここの富士塚は1828年築造で、富士山の溶岩を固めた高さ約5mのものである。保存状態も良く、国の重要有形民族文化財にも指定されている。6月30日と7月1日の両日が山開きで、一般の人にも開放される。

 会社の式典が終わると直ぐに鶯谷駅へ。駅に着いた時はそれまで降っていた雨もあがっていた。駅から神社までは10分ちょっとであるが、蒸し暑くてぐっしょり汗をかいてしまった。境内に入ると本殿の前に茅の輪(ちのわ)が置いてある。茅の輪とは、正月から6月までの半年間の穢れをおとす夏越しの大祓(おおはらえ)の行事である。この日他の神社でもよく見かける。茅の輪の上にある説明を読むと、左回り、右回り、また左回りに茅の輪を潜り、本殿にお参りする。こうすると心身ともに清らかになり、残りの半年間をつつが無く過せるそうだ。ここ半年忙しくてお疲れ気味だったから、リフレッシュ!・・・・できたかな。

入口には「お山開き」の提灯が。        この輪を潜ってリフレッシュ。
sakamoto1

 お目当ての富士塚は本殿の左手にある。普段は入口の柵が閉まっているのだが、昨日と今日の両日は開いていて、誰でも登ることができる。私が行った時はご近所の方やカメラを持った外人さん、そして子供達も歓声をあげて登っていた。私も雨上がりで足元の悪い登山道を駆け上がり、たった3分で登頂してしまった。頂上には他の富士塚によくある石祠などはなく、避雷針なのか鉄の棒が指してあるだけである。私の後からゆっくり登ってきた品のいいご婦人に「若い方は早いわね」と言われ赤面してしまった。確かにオバサマから見ればねえ。精一杯オバサマに愛想を振りまいて裏の下山道を1分で下った。
 降りて写真を撮っていると、白装束の富士講の信者の方が数名やって来た。神主さんからお祓いを受けた後、先達さんが渋いノドを聞かせながら登って行った。唄の意味は分からなかったが「六根清浄」という言葉は聞こえた。講の方々は高齢な方が多く、足元の悪い登山道をゆっくり登って行く。

見ていた私の方がハラハラしてしまった。   全員登頂。うれしそうです。
sakamoto2

 帰ろうと思って足元を見ると革靴が泥だらけ。あぁパンツの裾も。「スーツ着て富士山に登らないで!」と今年も嫁サンに怒られそうだ。

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