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2005.04.28

タカダワタル

 16日、コンサート先の北海道で高田渡さんが亡くなったというニュースが流れた。

wataru2 '70年代の初めに高校生だった私は、高田渡さん、加川良さん、武蔵野タンポポ団が大好きだった。特に、何の気負いもなく飄々と唄う渡さんが好きだった。詩人の山之口獏を知ったのも渡さんを通してだったと思う
 最近というかここ10年程は、坂崎幸之助さんのNHKBSのフォーク番組などにも出演していて、渡さんがでている番組はほとんど観ていた。若い時からそうだったけど、ますます仙人のようになってきていた。渡さんを観ていると幸せな気持ちになって、何だか得した気分になったものだ。
 司会者との微妙なズレ、唄の合間にボソッと語る冗談とも真実ともつかないおしゃべり。シラフなのか酔っているのか。相手の思わくなど関係なく飄々とわが道を往く。たまに唄を間違えることも。コンサートで唄の途中で寝たという伝説もある(志ん生と同じ!真実らしい)。そんなことも全て許せる!まさに「タカダワタル的」だった。テレビで「明日目が覚めたら何しますか?」の質問に、「何をするかそん時に考えるよ。明日目が覚めるから、何かしようかなと考えんだよ」と答えてた。思わず笑ってしまった。

 雑誌で読んだ「皆さんの話ではオヤジが美化されそうですが、僕にとっては夜中に電話してくる、困ったオヤジだったことも忘れないでください」という息子さんのコメントが一番印象に残った。最も正直でワガママな人だったんだろう。合掌。

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Comments

そう、合掌であります。
ちなみにステージで寝たのは目撃していませんが、ステージで吐いたところは目撃しました。その後横に洗面器を置いてソロコンサートが続けられたことを申し添えておきます。
以後、渡愛好者の間ではこれを「吐き語り」と呼ぶことと成りました。

Posted by: su_san | 2005.05.18 at 12:46 AM

ハハハ。「吐き語り」。久しぶりに笑った。
見たかったような、見たくなかったような。

Posted by: same | 2005.05.19 at 10:27 PM

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