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2005.02.20

天使の指あと

NHKの衛星放送でハンフリー・ボガート&ローレン・バコールの「キー・ラーゴ(1948年 米)」を観た。ほんとうに久しぶりである。
ボガートがフロリダの最南端キー・ラーゴ島でホテルを経営する戦死した部下の父親と嫁さん(バコール)を訪れる。しかしホテルにはギャングの大物ロッコ(エドワード・G・ロビンソン)一味が居座っていた。嵐が迫る中、ニセ札取引を成功させるため悪行を繰り返すロッコ。それに耐えるボカート。でも最後は・・・・。後年の健さんの東映仁侠映画を彷彿とさせます。
和田誠さんの映画の名セリフを集めた「お楽しみはこれからだ」で知ったのだと思うのですが、この映画には記憶に残るセリフがあります。ボガートが父親と戦死した息子の思い出話をする場面です。私の記憶では、

「人は母親の胎内にいる時は世界中のすべてを知っているんだ。でも生まれようとする瞬間に天使がやって来て、'誰にも教えちゃダメだよ'と口の上にそっと指を置くんだ。口の上のくぼみは天使の指の跡なんだよ」

でも今回のNHKの字幕は、

「鼻の下のくぼみが何かジョージに教えたでしょう」
「人は生まれる前すべてを知っているが、生まれる瞬間天使が訪れ、ここに指を当て口を封じる」

記憶より結構あっさりしたものでした。こっちの方が正確なんでしょうね。

20数年前の大学時代に女の子にこの話をして「似合わな~~い」と言われた悲しい?経験を持つ懐かしい映画でありました。

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Comments

借りてきて、ヒヤリングしてみようかな。。。

Posted by: 凛々 | 2005.02.24 at 02:24 AM

是非お願いします。

Posted by: same | 2005.02.25 at 12:11 AM

NHKが正しかったよ。

Posted by: 凛々 | 2005.03.01 at 12:15 PM

やっぱりそうですか。
結構短いセリフだったんで、そーじゃないかなと思ってたんですが・・・・

Posted by: same | 2005.03.01 at 11:04 PM

でも、意味的にはいっしょだから、間違いじゃないと思う。頭の中で特上にきれいな台詞に昇華されたんだね。

ボガードはかっこいいとどうしても思えない。(彼背が低い?)でも表情の演技はうまい。ロビンソンがめちゃくちゃ巧かった。狂気をはらむ邪悪っていうのかしら。すごい。バコールは今ハリウッドに出ていっても人気がでると思った。江角マキコに似ている!

あの台風が種子島で感じた(子供の頃にね)やつを彷彿させた。

ところでフロリダキーは、本当にきれいだよ。いつか一緒に行こうよ!

Posted by: 凛々 | 2005.03.02 at 03:58 AM

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